ベトナム研修 4日目。これから2日間は、ハノイ国家大学自然科学大学附属専科高等学校の生徒たちと共に活動することになる。まず、朝に彼らと顔合わせをし、その後のフィールドワークを一緒に実施した。
まずはエコシティー(ロンビエン)を訪問し、日本のニュータウンをより環境にやさしいまちにした感じのまちづくりが行われていた。緑が多く、ゴミの分別の徹底、まちなかへのシャトルバスの運行が行われ、病院、保育所、カフェがまちの入り口にあり、住むのにはたいへん恵まれたまちでした。その後、スマートシティー予定地(ドンアイン)を見学し、地元の市場でホーチミン同様食品サンプルを購入した。市街地に戻り、JICAの支援で水質が改善したとされるトーリッキ河にてサンプルを採取した。水は黒く、ヘドロが貯まり、悪臭もしていた。残念ながら現在も下水の整備が遅れており、生活用水が流れ込んでいた。
昼食をハノイ市内でとった後、ベトナム科学技術アカデミーのラボを見学した。ベトナムの最先端の研修施設で、日本からも多くの支援が行われ、共同研究も行っている。
その後、この研修での活動を踏まえた研究の発表準備をベトナム国家大学附属高校の生徒と協力して行った。
準備の後、夕食をハノイ市内でとり(久しぶりの日本食)、ホテルへ戻った。
ホテルでは、交流会のリハーサルを行って翌日に備えた。