神戸ファッションマートにおいて、創造科学科2期生(2年)9名が、兵庫県教育委員会・大阪大学・WHO神戸センター共催の第6回高校生「国際問題を考える日」に参加し、ポスターセッションにて発表を行った。また、創造科学科3期生(1年)文系選択者16名が、来年度に取り組む探究活動の参考とするために、見学者として参加した。このイベントには、SGH指定8校(県内5校・県外3校)およびSGHアソシエイト指定3校(県内2校・県外1校)を含めた、計34校、約400名が参加した。その内の22校、100タイトルが参加するポスターセッションを見学した。講義やパネルディスカッション、他校生徒の発表に対して、積極的に質問する様子もみられ、大変有意義なイベントとなった。イベント内容の詳細は以下のとおりである。
《基調講演》
「MDGsからSDGsへ―「だれひとり取り残さない」持続的開発のための世界的取り組みの目的と課題」
大阪大学副学長・人間科学研究科教授 栗本 英世
《パネルディスカッション》
テーマ「SDGsの実現に向けて」
【座 長】:WHO神戸センター上級顧問官 野崎慎二郎氏
【パネリスト】:4名(小野高校、川西緑台高校、宝塚北高校、豊岡高校)
《ポスターセッション・以下は、本校生徒発表タイトル》
創造科学科2期生
「小学校におけるヒアリ教育の有効性」
「グローバル・タックスとしてのタックス・アムネスティの提案-格差の小さな社会を目指して―」
「北方領土問題における学校教育の推進」
「外国人労働者の処遇改善を考える~ベトナム人介護職の受入れを通して~」
「日本で電気自動車を普及させるには」
「日本の難民受け入れを進めるために」
「イギリスからの観光客を増やすために~イギリス人のニーズに合った旅行プランの提案~」
「ベトナムにおける給食制度の改善および食育による児童の栄養改善」
「国際機関および国家におけるロヒンギャ難民問題への対応のあり方について」
ポスター発表の様子
《講評》
大阪大学全学教育推進機構講師 柿澤寿信氏
なお、本校放送委員会の生徒が、本イベントの司会進行を担当。