デザイン・クリエイティブセンター神戸において、創造科学科3期生(1年)3名が、(公財)神戸国際協力交流センター主催「神戸コミュニティフォーラム2019」に参加した。神戸市内に住む在日外国人と一般市民、学生が「DEEP KOBE」をテーマに英語で議論し、発表を行った。
〈生徒感想〉
このイベントで、私は2つの事を学びました。1つ目は自分の思っていることや感じていることを全て相手に伝えることは難しいという事です。英語がなかなか出てこず、自分の語彙力の少なさ、コミュニケーション能力不足を感じました。 2つ目は相手の考えていることを感じ取ることの大変さです。ところどころ理解できなくても相手の表情やジェスチャーでなんとか相手の考えを読み取ろうとはしましたが、なかなかできず大変でした。このイベントで学んだことを、これからのRREや研究発表などで生かしていきたいと思います。
僕は今回のイベントは海外の方と神戸の魅力について話し合って、自分の知識を深めることや知らない人との交流が主な目的であると思っていました。勿論そういった類の収穫は山のようにありました。知らない神戸の観光地のこと、海外のこと、KICCの存在。それに自分の近くの名所や長田神社のこと、兵庫高校についても積極的に伝えることもできた。さて、このイベントで衝撃を受けたものが2つあります。1つ目は来られた方の中に社会人がいたこと。2つ目は学生がテーマ設定をして神戸市などに話を持ちかけ開催されたイベントであるということ。まず、オピニオンは同年代よりも多世代に渡って聞く方がより深まること。話しやすい友達や同年代と喋ると、やはり訪れる場所などの情報は偏りがちであることは日々の「勉強」の講義の中でも気づきにくいため、ここで別の価値観や視点を持つ方と話を交え、確信を持って気づけて良かったと思います。そして2つ目は僕らの「創造」の実践活動との違いでした。それは意識が高い人が多く集まるイベントであったことです。前者は地域再活性という目的を掲げているということもあり参加対象は地域の方となるのは自然なことですが、後者では自分も何かしなくてはと意識を持つ人間が多くいることが大きな違いであると認識しました。最後にこのイベントを通して、自分はまだ「問題発見型」であり、「行動型」ではないことに気付かされました。それを踏まえてこういったコミュニティは勿論、これからあるだろう似たような機会では知らないことに首を突っ込む意識を大切に、そして恥じることなくしようと強く感じました。