平成30年11月12日GRⅠ・RRE「英語によるプレゼンテーションの技法」

本校同窓会館ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)と創造科学科3期生(1年)を対象に、神戸市外国語大学教授である野村和宏氏をお招きし講義を行って頂いた。内容はプレゼンテーションの技法やスピーチをする上での注意点などについて、オールイングリッシュで講義をして頂いた。また、講義の合間に即興スピーチの実践やグループワークも行った。

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生徒たちは講義を聞き、グループワークで意見を交流させたり、実践活動を通してプレゼンやスピーチのコツを学ぶことができた。

〈生徒の感想〉

今日は英語の文法や単語をどう使うか、どのように生かすかしっかりと学べたと思います。今日のお話の中でスピーチも様々な分類をできることを初めて知ることができました。一見、暗記してスピーチをしているように見える元オバマ大統領でもカンニングペーパーをもっていたことを知り、興味をもつことができました。僕の中で、オバマさんはスピーチがうまいイメージのあった方でしたが、今日野村先生にお話をいただいたことをたくさん実践されているからこそスピーチがうまく、多くの人の賛同を集めることができていたのではないかと感じました。また、話す声のトーンだけではなく、立ち振る舞いも大切だと改めて感じることができました。普段でも、スピーチではありませんが、人の前で話すときに特に立ち方を意識していこうと思いました。これからしなければいけないと感じたのは、やっぱり、英語を実際に使い、話すということです。普段生きていく分には日本では正直必要ありません。しかし、これから使わなければならない英語を話せるようになる必要があるので、自分から使う機会をつくっていかなければならないと思いました。先生に紹介していただいた早口言葉Maximなどを自分で調べていくのもいいかなと思いました。今日はこれからに生かすことのできる貴重な経験となりました。

今回この講義を聞いて、今後のプレゼンテーションがすごくたのしみになった。私は、英語でプレゼンテーションをするなんて高校生の知識でできるのかと思っていたが、野村先生がおっしゃっていたアイコンタクトをとったり、身振り手振りで話すということならまだまだ未熟な私にでもできるのではないかと思った。また、Impromptu speechに挑戦した時、私は「あいたい芸能人」というテーマでスピーチをしましたが、話したいことはたくさんあるのに、英語への変換が間に合わなかったり、てんぱってしまって、文章の構成がぐちゃぐちゃになってしまったりと、とても難しいという印象を受けた。しかし、そう考えると学校の先生はかなりすごいことを毎日何時間も行っているのではないかと思いました。私は将来教員になりたいと考えていますが、生徒に興味をもたせつつ、話したいことや重要なことを教える技術は簡単には身につかないと思いました。スピーチというのは、暗記をして、それを間違えないように読むものだと思っていたので、即興スピーチというものを今回体験し、また、大統領などのカンペを見ながらのスピーチ映像を見て、スピーチといえども奥の深い、とてもおもしろいものだと感じました。イギリス留学にも興味があるのでとても有意義な時間を過ごすことができて、本当によかったなあと思いました。

私は今日の講義を受けて、出会った時のあいさつなど、とても初歩的なことから学ぶことができたので良かったと思います。先生の話し方や声がとても聞きやすく、集中してそして楽しく講義をうけさせていただきました。様々な言語を使って自己紹介をしていてすごいと思いました。私は今まで日本語と英語以外の言葉を学ぼうと思ったことがなかったけれど、「その国々の向こうの扉を開ける鍵」という言葉に感銘を受け、少し学習したいという感情がわきました。その国々の習慣や文化によって物事のとらえ方が違うということに対し、興味深かったです。プレゼンテーションなどをするうえでの目的や大切なこと、気を付けるべきことなどこれからの自分の人生において役立ちそうなことを伺えてよかったです。政治などのスピーチでの裏側のようなものを知り、面白かったです。私は、初めて英語での即席スピーチをしました。野村先生が「うまいスピーチをするのではなく、アイコンタクトやジェスチャーをすることが大切だ。」とおっしゃっているのを聞き、安心するとともにもっと練習を多く重ね、いつか自分の将来の仕事などに生かすことができたら良いなと思いました。そして、何事にも “練習”が大切だ。と言っていることを聞き、私も英語を勉強している途中であったり、幼いころから音楽をしていることで、今回自分の毎日している練習は本当に有意義であるのかということを考え、もっと頑張れるのではないか。と思いました。今日の講義を日常生活に活かしていきたいと思いました。

僕はいつもスピーチする際は、とても長い時間準備をします。いつも準備をしすぎて練習をする時間が無くなってしまい、本番にとてもあたふたしてしまいます。即興のスピーチはできないこともないのですが、内容が支離滅裂になってしまったり、考えがまとまらず止まってしまったりします。特に言語の変換作業が入ると余計に失敗が誘発されるので、これまで僕はスピーチが嫌いでした。ですが今日、野村先生のお話を聞いていて準備を多くしてそのうえで即席でスピーチを行っているように見せるのがプロの仕事だというのにとても心打たれました。仕事は気を抜いているように見せるが失敗しない者こそが達人であるという本の言葉を思い出しました。僕も、これからしっかりとした準備と練習、努力の上で自分に自信を持ち、リラックスした態度でスピーチなどが出来るようになろうと思いました。僕はとても有意義な時間を過ごすことができたと思います。

今回の講義で学んだことの中で、最も印象に残ったのは、「原稿を読むときは先回りして読む」ということです。私は中学3年生の頃に文化祭で英語のスピーチを暗記(Memorized)でしたため、文を一つ飛んで読んでしまったことがありました。また、これからは読む文章量も多くなるため、暗記では必ず失敗すると思っていました。しかし、これからは先生のおっしゃっていた要点を覚えて説明する方法や、原稿を先回りして読む方法を試していきたいと思います。この講義で学んだことは、将来の夢にもつながると思います。私の将来の夢は科学者で、英語で論文を発表する機会が必ずあります。その論文発表では難しい単語も多く使うので、いかに「先回りして読む」かが大切になってくると思います。その第一歩として、まずは12月にある発表会でこのことを利用してより良いスピーチにしたいと思います。

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