平成30年2月4日 グローバルリサーチⅠ FW「ワンワールドフェスティバル」

大阪の北区民センターにおいて開催されたワンワールドフェスティバルに、普通科グローバルリサーチⅠ(1年)の2班4名が参加しました。「多文化共生」をテーマに課題設定を行う予定で、行政の外郭団体やNPO法人等のブースを回り、そこで貴重な情報をいただきました。これからその情報を整理し、課題設定に繋げていきます。

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〈生徒の感想〉

大阪市の北区民センターでワンワールドフェスティバルがありました。僕たちの班はこれから「多文化共生」について研究していくのですが、そのテーマを決めていく中で良いきっかけになりました。午前は展示ブースを見てまわりました。展示ブースでは、幅広い分野のNGOや、団体の方々の話を聞くことができて、多文化共生といってもとてもいろいろな見方があるのだなと思いました。例えば、特定の民族などに攻撃的な発言をするヘイトスピーチというものがあることを知りました。また、「OFIX」というところでは、外国人に対する防災情報ということで、何ヶ国語もの言葉で書かれたパンフレットや相談窓口がある事を知りました。どれも、今後日本に来る外国人が増加していく中で、きっと考えていかなくてはならないことだろうと思いました。午後には「事例紹介!高校生・大学生とNGOがつながる方法とは?」という話を聞きました。その中でNGOの方がおっしゃっていたことで心に残った言葉が1つあります。それは、「他者とコミュニケーションを取る中で、一番大切なことは、言語ではなくて、一緒に行動して、理解し合うことだ。」というものです。僕は確かにそうなのかもしれないなあと思いました。また、これは異文化の人々を理解する中でも通じることがあるのではないかと思いました。今回学んだことを生かして、これからの課題研究をより良いものにしていきたいです。

今回のワン・ワールド・フェスティバルに行かせてもらって、たくさんの刺激を受けることができました。それぞれのブースで私たちの興味を引き寄せるような工夫されたポスターやクイズ、高いコミュニケーション能力に驚きました。多くの人が国際関係に興味を持っており、社会をよりよくするためにそれぞれの目標を掲げ、活動していることを具体的に詳しく知ることができ、とても良い経験となりました。まだまだ国際的な課題がたくさんあり、それを若い世代の私たちが背負っていくことを改めて自覚しました。このフェスの中でも一番印象に残っていることは、最後に聞いたNGOと高校生の講習会です。ここでは、ボランティアについてたくさんお話しされていました。私は最近ボランティアをし始めました。なんでも外の世界に出てアクションを起こすことで自分自身成長できるということを聞いて、今やれること、やりたいことはとことんやってみよう!と、思いました。さらに、興味を持ったことがもう一つあります。それは、外国など、異国の地でボランティアをする時に大切なことは、現地の人とコミュニケーションをとることです。どんなことをするにも一緒にその時間を過ごすことで壁を壊していくことが大事だということを知りました。このように相手を知ろう、理解しようと興味を持つことが多文化共生でも大事なことに繋がっていくと思いました。今回、学んだことをこれからの研究活動にも役立てていきたいと思います。

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