平成30年1月27日 創造基礎B 実践活動「駒ヶ林漁業体験ツアー」

長田区の駒ヶ林漁業会館において、「NAGATAおさかな天国プロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)3班の生徒5名が、駒ヶ林浦漁業会・長田区役所主催「第3回親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」に運営スタッフとして参加しました。前回ツアーにボランティアスタッフとして参加し、ツアーの課題を設定しました。その後、生徒はスタッフ会議に参加し、競り体験用通貨「コマガー」の提案や、内容理解を促す「〇✖️クイズ」、漁師の味を体験する「漁師汁」を提案しました。今回のツアーでは、その提案をもとに実践活動を行いました。

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〈生徒の感想〉

前回のツアーの反省から考えた「コマガー」計画の実行が今回の中心でした。競りにおいて、実際の値段を気にせず純粋に楽しんで欲しいという漁師さんの願いは、通じたと思っています。〇✖️クイズの中では、クイズ内容が簡単だったせいか正解者が多く、見直す点がまだあるなと思いました。実際、高校生が考えた企画を通してもらえるのかという不安はずっとありましたが、ツアー内に織り交ぜてくださった漁師さん方には感謝しないといけないと改めて思いました。今回で社会科学の研究はひと段落ですが、学ぶことの多い有意義な時間だったと思います。

今日の漁業体験ツアーで、番悔いに残っているのは、クイズが簡単すぎたかなということです。ほぼ解答が分かれなくて、参加者にはあまり面白くなかったのではないかと思います。もし次回があれば、もう少し難しい問題にして、ばらけるようにしたいです。でも、今回変わったそのほかの籠漁体験や、漁師汁などは好評だったと感じます。特に漁師汁はたくさんの人がおかわりしてくれて、とてもうれしかったです。やはり、寒い時期に温かい飲み物があるのは嬉しいのだなと思いました。今回の社会科学の研究は、創造科学科に入って初めての研究で、一年近く駒ヶ林漁港の方々と一緒にツアーを企画させていただいて、とても楽しかったです。やることが遅れてしまったり、うまくいかなかったりした時もあったけれど、最終的には、ツアーをいいものにできたと思います。

私にとって、今回開催された漁業体験ツアーは夏に開催されたものよりもとても内容の濃いものとなりました。それはやはり、「兵庫高校生による〇✖️クイズ」があったからです。会議を通してクイズを考え、子供たちの答えが分かれるような10問を選びました。しかし、対象者が高学年であったために、自分の考えに自信がないと他人が選んだ方についていこうという心理がはたらいたのか、答えが全く割れませんでした。「高学年だとこうなるのか…」と予想もしていなかったことが起こり、悔しかったです。悔いは少し残りましたが、クイズや漁師汁の提供など自分たちで考えたことを実現することができてとても良い経験になりました。協力してくださった区役所の方や漁業会の方にとても感謝しています。

カテゴリー: SGH(学科2期生), 創造科学科2期生   パーマリンク

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