ふたば学舎講堂において、創造科学科2期生(1年)15名が長田区区民まちづくり会議主催「市長とともに考えようみんなの大好きな長田」に参加しました。この公開シンポジウムには、創造基礎Bの地域課題研究でお世話になっている方々が事例報告をされました。これからの実践活動のヒントとなる市民の取り組みを知ることができました。
〈生徒の感想〉
「市長とともに考えようみんなの大好きな長田」の話に出てきたアートをより身近なものにし、街中に芸術が溢れている長田にしていくには、住民の活動への参加が必要不可欠だと思った。そして、それを呼びかけていく方法にも工夫が必要である。もう一つ、課題は「あそび」で楽しく解決するという事例で、その後も「あそび」を続けられるようなものにすることから、課題解決後のプラスアルファとしてそういうことも必要なんだと学ぶことができた。また、創造基礎Bで取り組んでいることにも関わるような事例を聞くことができるいい機会となった。今日、市長や活動に取り組んでいる方々から聞いた話で創造基礎に活かせる部分は積極的に取り入れていきたい。
今日のシンポジウムでは8名の方の事例報告と、神戸市長さんの講演を聞きました。長田区は地域活性化のために多くの施策を行っていて知らないことも沢山ありました。だから、今日9人もの講演を聴けて知識がさらに増えたので良かったです。特に私が印象に残っているのは、合田さんの講演です。私自身が創造基礎Bの活動で「r3」にお世話になるかもしれないということで、講演を聞く前から気にしていましたが、思っていた以上の収穫が得られました。地域で子育てができる街にしたいと思い、この社会問題を自ら解決するところがすごいなぁと思いました。しかし、それと同時に実現性を考えずに案を出してしまう自分の未熟さを痛感しました。今日は、自分が研究課題としていることの情報も得られたのでメモはきちんと読み返して、今後の活動に有効活用していきます。