まるっと加西わくわく冒険ツアー
2021年12月20日人間創造コースの生徒を中心に企画した「まるっと加西わくわく冒険ツアー」が行われました。
旅行会社JTBと連携して、地元加西の魅力を発信するツアーを企画・準備してきました。
令和3年12月18日土曜日。
この日は雪が降ったところもあり、朝集合した時に雪だるまをもってきてくれた生徒がいました。
気温は低かったですが、空は見ての通り晴天。
絶好のツアー日和となりました。
初めは探究活動グループ「うずらの班」が行っている『うずらの遺産ツーリズム』。
姫路海軍航空隊の訓練基地だった通称「鶉野飛行場」の跡地を中心に広がる戦争遺跡を巡ります。
備蓄倉庫に展示されている紫電改の実物大模型や、平和記念の石碑などを紹介しています。
ほかにも、巨大防空壕や衛兵詰所、素掘り防空壕や爆弾庫などを巡りました。
今回ガイドを担当したのは3年生のうずらの班メンバー。
昨年のツアーは緊急事態宣言の再発令などを受けて充分に行えなかったため
不完全燃焼だった3年生たっての希望でガイドとして参戦してくれました。
子どもたちにもわかりやすいようにイラストを交えたりクイズを出題したりして楽しませる工夫を見せてくれました。
さすが3年生。後輩たちも先輩のガイドを見学しました。
続いては「読み聞かせ班」による北条鉄道ツアーです。
北条町駅から粟生駅までを往復しました。
往路では各駅の解説を聞きながらお弁当を食べてもらいました。
お弁当の包み紙もコース生が書いたものです。
本校マスコットキャラクターのらかんくんや熱気球、北条鉄道があしらわれた可愛いデザインになっています。
このイラストはツアー旗にも使われ添乗した生徒が持っていました。
粟生駅を折り返して、復路は「3びきのこぶた」の人形劇を行ないました。
3びきのこぶたを基にした加西市バージョンの物語を創作しました。
こぶたやオオカミなどの人形もすべて手作りです。
オオカミから逃げるために気球に乗ったり、ブドウ畑に隠れたりする3びきのこぶたたち。
物語の合間には手遊びや言葉遊びも交えながら楽しい雰囲気で北条町駅までもどってきました。
北条町駅に戻ると旅の舞台は北条の旧市街地へと移ります。
まちづくり班による「謎解きツアー」です。
ハロウィンの王「ジャック」に奪われたクリスマス飾りを取り戻すために旧市街地を巡り、ミッションをクリアしていくというもの。
クイズやミニゲームなどをクリアしていくと、Ochanoma(おちゃのま)に到着。
ここでは生活デザイン部が地元のサツマイモを使ったマフィンと、茶道部がつくった抹茶ラテが振舞われました。
ミッションを無事クリアしたあとはらかんくんとの記念撮影
久しぶりの交流で、らかんくんの表情もご満悦の様子です。
最後は鶉野飛行場の滑走路跡に戻って、ハッピーバルーンクリスマスin加西を楽しみました。
気球が飛ぶ街、加西では気球のイベントが行われたり、イベントがない日でも気球が飛ぶ様子を見られたりします。
日が暮れてから行われた「セントバルーンナイト」はバーナーでライトアップされた気球が幻想的でとてもきれいでした。
こちらのイベントにも本校の生徒がボランティアスタッフとして参加していました。
スタッフジャンバーにサンタ帽をかぶってイベントを盛り上げてくれました。
ツアー客の皆さんとはここでお別れ。
解散後も、お褒めの言葉をかけてもらった生徒もいて達成感に満ち溢れていました。
今回のツアーを通して加西市の魅力をたくさん伝えられました。