北条高校には平成23年度まで定時制がありました。昭和25年に設置され、そのときは、この飯盛野の本校、九会分校、在田分校の3校がありました。昭和50年の3月に泉分校(在田分校から改称)が閉校となって、本校のみとなり、平成24年3月に62年の歴史に幕を下ろしました。その定時制の生徒が閉校記念に残してくれた校歌の額が昇降口に掲げられています。定時制の生徒が文字を一つ一つ丁寧に彫って仕上げてくれたものです。これまで定時制を巣立っていったたくさんの卒業生の思いの詰まった最後の記念品としてこれからも大切にしたいと思っています。