バスケットボールの加西市民大会が本校を会場に行われました。たくさんのチームが参加して昨日と今日熱戦がくり広げられました。男子は残念ながら負けてしまいましたが、女子は見事に優勝しました。おめでとうございます。男女とも5月11日が県の総合体育大会の初戦です。がんばってください。
今日は、北条高校の入り口正面にある「学而思(まなびておもう)」の石碑についてご紹介します。
昔の字なので右から左に、『学而思』と読みます。これは、「学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし」という論語の教えをあらわしたもので、学校通信のタイトルにもなっています。字は昭和31年に、当時の相原校長先生が日本で初めてノーベル賞を受賞された湯川秀樹博士に書いていただいたものです。新制高校となって初めての校長である相原校長先生の熱意が湯川博士に届いたのだと思います。北条高校で真剣に学び成長してほしいという思いが伝わってきます。
素人の私から見ても、とても整った端正な字です。書道がご専門の出石高校の岸本校長先生も、「あの字は素晴らしい」と絶賛されていました。
当初、この石碑(石板)は池のほとりにあった図書館の入り口にあって、そのために図書館は「学思館」と呼ばれていました。現在も北条高校の図書館報は「学思館報」という名前です。
イオンモール加西北条のスプリングコンサートに吹奏楽部が出演しました。近隣の福崎高校吹奏楽部が13:00、本校の吹奏楽部が15:00の演奏でした。当日は休みということもあって、すごい人でした。生徒たちは予想以上の多くの観客にとても緊張していましたが。一生懸命演奏しました。このような場所で演奏を披露できることは素晴らしいと思いました。イオンの担当の皆様、細かい打合せから当日のお世話までほんとうにありがとうございました。
1年生が、入校時のオリエンテーションを行いました。新入生160名全員が元気に出発し、帰ってきました。詳しい内容や生徒の様子は公式ブログで紹介しています。規律正しい生活の中で、甘えを捨ててしっかりと自分を見つめながら、一緒にがんばる仲間を作りをすることが目的です。行く前よりも少し大人になって帰って来ました。これからの高校生活に期待しています。
春は別れの季節です。北条高校でも離任式を行いました。長く本校で活躍された先生方とお別れすることはとても残念なことですが、それぞれの先生方の新たな場所での活躍と健康をお祈りしたいと思います。それぞれに思いのこもった挨拶で、全体として時間はかなり長くなりましたが、ひとつひとつの言葉に重みがあり、生徒のみんなも最後まで一生懸命聴いていました。
離任式の後は生徒総会です。昨年度の決算報告、25年度予算の承認、今年の目標など生徒会長の西脇君を中心に、手際よくしっかりと議事を進行してくれていました。次の大きな行事である文化祭(北高祭)でその力を存分に発揮してもらいたいと思います。