【1年生】 講話「ビジネスのグローバリゼーション」
講師: 株式会社グローリー 事業企画部長 能瀬 信幸 氏
1年生は、株式会社グローリーの能瀬信幸氏にビジネス社会における企業成長の取組や課題、ご自身の経験について講話をしていただきました。
グローバル化とはどういうことなのか、コミュニケーションの取り方や給与面からわかりやすく説明していただきました。また、いままであまり考えたことのないお金についてもしっかりとした知識を持つことが必要であること、自分の枠を拡げていくことについて、ビジネスの観点からお話しいただきました。
生徒たちは、地元の企業の経営戦略や海外進出における歩みなどの具体的な取組を聞くことができ、多くの質問にも答えていただき、課題研究に向けて大変刺激を受けた様子でした。
【2年生】姫路市市長公室危機管理室 訪問
2018年6月25日(月) 2年生課題研究4班の7名が、姫路市市長公室危機管理室を訪れた。危機管理室の坂東主幹、福田係長、大塚危機対策担当の3名に約2時間お話しをうかがった。
避難する際の手順や避難所開設の動きについて教えていただいた。西高であれば560名の収容が想定されているとのことだった。パーソナルスペースの確保、ルールづくりが不可欠で、平常時から備えることが望まれる。住民自治が基本で、委員会や班を編成し住民自らやれることを行動することが必要であるとわかった。
避難備蓄倉庫や耐震貯水槽など、災害時も食糧・水や日用品が確保できるよう整備されており、避難所開設用のグッズも準備されているとのことだった。また災害医療においては、地域の医療機関(システム)を通常に早く戻すこと、多数のけが人や病人を効率よく診療することが最優先であるとわかった。また、全国の病院のネットワーク、DMAT(災害派遣医療チーム)、トリアージについても教えていただいた。
東海・東南海地震も深刻であるが、姫路市としては山崎断層による地震のほうが被害予想が甚大であり、その地震を想定して計画を練っているとのことだった。
今回の訪問によって、災害対策や防災の現状について具体的に知ることができた。
(生徒の声)
・ 防災プラザで避難所や地震発生後の対策など、今後の研究に活かせることをたくさん知ることができた。
・ 防災プラザで災害医療のことなど参考になる情報を多く得ることができた。今日聞いたことを活かして課題研究をすすめたい。
・作業を分担して、軸に穴あけをしたり、ブレード(木)にやすりがけなど風車の支柱作りを行った。
・マイケル先生に本日の課題研究を英語で発表した。質問に班で協力して答えられた。
・JICA関西日本救援医療センターに電話してアポを取った。社会人相手に電話するのは緊張した。
・書写山、西二階町、天神祭り、家島への動画撮影計画など夏休みのスケジュールが決まった。
・コーヒー豆の大きさを変えて消臭効果が変化するか実験した。