71回生1年生の創造科学科生と普通科グローバルリサーチⅠ受講生の希望者62名が、新神戸駅7:16発の新幹線のぞみ108号にて東京へ出発し、2つのコースに分かれて1日目の研修を行いました。
コースAの参加者42名は東京駅から立川駅へ移動し、統計数理研究所・極地研究所・国文学研究資料館・国語研究所の4つの研究機関がひとつになったキャンパスを訪問しました。文理の両方向から研究されている研究者の先生方からご講義をいただき、それぞれの研究所を見学しました。見学中には興味関心を持ったことに対して積極的に質問を投げかけるなど、主体的に研修を行う姿勢も見られました。
コースBの参加者20名は、まず味の素㈱を訪問しました。栄養面からの海外支援を積極的にされているグローバル企業の工夫や実態について、体験も交えて講義を聞いた後、実際に海外で活躍されている方々と話をしながら昼食をいただきました。続いて、日本アセアンセンターを訪れ、ASEANに所属する10か国の実情について講義を聞き、各国の諸課題についてグループで話し合いを行いました。まとめとして、各グループがASEAN諸国のアピールを行い、今まで少し距離を感じていた東南アジアの国々を身近に感じることができました。
夕食は、東京で活躍されている兵庫高校の先輩方「東京武陽会」の皆さんに懇親会を開いていただき、先輩方と一緒にいただきました。年齢の離れた大先輩から今春卒業して東京の大学に進学された先輩まで、先輩後輩のつながりを大切にする兵庫高校ならでは懇親会でいろいろなアドバイスをいただき、またひとつ研修をさせていただきました。
明日は6つのコースに分かれて、日本の中心・東京でしか味わえない研修をさらに深める予定です。