不登校の子どもに学ぶ実践研修会の全日程が終了しました
令和8年度の不登校の子どもに学ぶ実践研修会の全日程が終了しました。
7月1日(水)から10月14日(水)までの期間に、延べ46名の先生方にご参加いただきました。
9月と10月には、中堅教諭等資質向上研修や初任者研修以外の教職員、校内サポートルームの支援員の方々にもご参加いただきました。
講義「不登校児童生徒の理解と支援について」では、学校に行きにくい、教室に入りにくい子どもの気持ちを考えたり、やまびこの郷が大切にしていることを紹介したりしました。
講義の後は、1日スタッフとして、実際に子どもたちと一緒に活動する実習を行いました。



講義では、子どもの行動の背景にある思いや困り感を丁寧に想像し、 否定せず受け止める支援の大切さを再確認する声が多く寄せられました。
特に、
・アイメッセージによる肯定的な言葉かけ
・子どものタイミングを待つ支援
・「子どもを変える」のではなく「心の回復を支える」という視点
・サポートルームを「安心してエネルギーを蓄える場」として捉える考え方
などが印象深く、学校現場の支援を見直すきっかけになったという感想が多数ありました。
実際に子どもたちと活動を共にする実習では、やまびこの郷で子どもたちが自分のペースで活動を選び、否定されることなく受け止められる環境の中で生き生きと活動する姿から、「安心できる居場所だからこそ、子どもが元気になっていく」 ことを強く実感していただけたようです。
研修後のアンケートには、次のような気づきが寄せられました。
・子どもの“やりたい”を尊重することが自己肯定感につながる
・ニックネームで呼び合う距離感が安心感を生む
・好きな話題になると表情が変わるなど、背景理解の重要性
・子どもたちの優しさに触れ、自分の支援への自信につながった
・選択できる環境が「自分らしくいられる」ことを支えている
また、「学校や家庭では見られない表情を見た気がした」 「もっと一緒に過ごしたいと思える時間だった」 という声も多く、体験型研修ならではの深い学びが得られていました。
1日の研修を振り返り、「子どもに寄り添う支援の本質を体験的に理解できた」との声を多数いただきました。
・クラスの居場所づくりに生かしたい
・校内研修で共有したい
・不登校の保護者にもやまびこの郷を紹介したい
・サポートルームの運営を見直したい
・子どもが安心して過ごせる学校づくりに取り組みたい
など、学校現場への還流を強く望む声が多く、 研修が支援者自身の姿勢を整える大きな機会となったことがうかがえました。
来年度も、有意義な研修会となるよう準備を進めてまいります。多くの教職員の皆様の参加をお待ちしております。


