科学探究科2年生がSSH事業で奄美大島で生態学実習を行いました
科学探究科2年生の希望者18名が、12月14日~16日(2泊3日)の日程で、世界自然遺産に認定された奄美大島で豊かな自然とそれを守る人々の取組を学びます。
奄美入り初日のこの日は、奄美自然保護センターでの研修です。思っていたより暖かくなく、風も吹きます。地元の人のお話では、今季で一番寒い日だとか。でも、奄美大島の豊かな自然の素晴らしさは寒さを忘れさせてくれました!
奄美群島国立公園管理事務所の専門員の先生に奄美の自然についてお話をしていただきました。特別天然記念物であるアマミノクロウサギが増えていること、それにはフイリマングースの撲滅が関係していることなど、とても興味深いお話ばかりで、皆、思わず聞き入ってしまいました。フイリマングースは今年9月に撲滅宣言が出されたばかりで、世界中が奄美大島の取組に関心を寄せているそうです。また、たくさんことを考えました。奄美の自然や生態系を守るのは、やはり、人間なのだと。それにしても、アマミノクロウサギの姿、子育てなど、その愛らしさには引き込まれます。