11月26日(金)と11月27日(土)の2日間、第5回西神戸祭を行いました。新型コロナウイルス感染症対策を十分に行い、昨年度に引き続き規模を縮小して生徒のみの参加で行いました。
1日目は舞台発表、2日目は、コース販売並びに、美術作品等の展示発表を行いました。
今年度のテーマは、「ありがとう」~いま伝えたい想い~でした。西神戸祭実行委員会が中心となって、テーマをイメージしたオープニング動画を作成しました。また、協同を表し、舞台を華やかに盛り上げるステンドグラスをモチーフにした背景画にも取り組みました。
1年生は、「魅力発信!神戸ワイナリーで働く人たち」というテーマで発表を行い、芸術(音楽)発表では、ボディパーカッションを披露しました。3年生は福岡長崎方面の修学旅行で学んだことをまとめて発表しました。また、3年生の芸術探求(音楽)発表では、3年間の音楽の授業の集大成として、本校のイメージキャラクター「ニッピィ」を主役にテーマソング「ニッピィマーチ」の作詞作曲に挑戦しました。新曲リリースと同時にミュージックビデオが公開されました。
音楽ダンス部は、この日の為に練習を積み重ねてきた、MR.Dynamite&12色の虹を元気いっぱいに披露しました。
コース販売では、2年生、3年生の各コースが、手づくりのクッキービスケットなどの焼き菓子、神戸ワイナリーとのコラボ製品のぶどうジュース、まほろばパン、手づくりのトートバック等の縫製品、多肉植物などを販売しました。店舗設営や、商品陳列、接客などで普段のコースの学びをしっかりと発揮しました。
展示発表では、「農作物の点描」「寄木工芸」「魚の張り子」「鉛筆画」「西神戸祭ポスター」等各学年の芸術(美術)の時間に制作した作品、総合的な探求の時間の調べまとめ、美術工芸部の「ビニールアート」「新種発見!段ボールアート」を発表しました。その他有志の作品も個性あふれる作品で、普段と違う生徒の才能や、興味を垣間見ることができました。
また、今年度は、神戸高塚高校と交流および共同学習の一環として美術作品交流を行いました。PTAからは、保護者の体験してきた「しごと」紹介や、「子供への感謝の言葉」など視覚的にも工夫された展示が発表され、生徒たちの注目をあびていました。
今年も、保護者や卒業生を招待することができず残念でしたが、今まで積み上げてきた西神戸文化や学びを具現化し、表現する喜びを十分に味わい生徒が主体性を発揮する西神戸祭を今年度も継続できました。