2年生のビジネスマナーの授業の様子です。
今回のテーマは「電話応対」です。最近はスマートフォンが普及していることもあり、「固定電話の掛け方がわからない」、「相手の顔が見えないので緊張する」など、当初は不安な様子で授業が始まりました。また、授業が始まっても友だちとの練習では、照れてしまって笑ってごまかしてしまうこともありました。
電話応対は、「明るくハキハキと」「メモをとる」「適切な言葉遣い」が求められます。ビジネスマナーの基本的なスキルである挨拶や接客応対と異なる難しさがあると思います。マニュアルがあるとはいえ、うまく聞き取れなかったり、メモを取ることに手間取ったりして思い通りに応対できず、悩んでいる顔も見られました。もちろん、初めから上手に応対できるスキルではありません。授業で繰り返し練習をこなしていくうちに慣れてきて、少しずつ「社会人の顔」になることを期待しています。
そして、そのスキルをより向上させるためには、日頃から丁寧な対応を心がけることが必要です。卒業後、職業的自立に必要な能力や態度として、ビジネスマナーでは「敬う」「感謝」「思いやり」の心構えを引き続き勉強していきます。