北高 校長室から 035 盲導犬応援募金

終業式があった本日午後、北高生が3箇所の駅前にて募金を行いました。
社会福祉法人 兵庫県盲導犬協会に協力し、需要に追いついていない盲導犬を育てるための資金の一部にするためです。

3箇所とは、唐櫃台駅前、岡場駅前と谷上駅前です。参加したのは、生徒会役員とボランティア委員会・1学年福祉ボランティア類型の生徒たちです。

天気が良ければ3箇所ともに盲導犬も出動するはずでしたが、小雨の降る中でしたので、屋根のある谷上駅前にのみ盲導犬が同行することになりました。
盲導犬は非常に貴重なので、雨にも濡れないように大切にされているのです。

電車が着くたびに、皆でそろって声かけをします。
簡単そうですが、声によるアピールは、弱すぎても強すぎてもダメで、なかなか難しいのです。

基本的に募金は「任意」なので、いくら高校生といえども、強制の色合いが出てもいけません。
しかし、いずれにしても、通行人の皆さまは、高い頻度で募金箱にお金を入れてくださっていました。

しばらく唐櫃台駅前にいたあと、私は電車で谷上駅に移動しました。
下は、谷上駅前での募金活動の様子です。

ご覧のように、バス乗り場前の通路の両側に陣取り、通行人の皆さまにご協力をお願いします。
引率教員によると、今回の生徒たちは、ここ数年で最も大きな声で、元気よく声かけができたとのことでした。

谷上駅には、ウェーブという名前の本物の盲導犬がいました。
犬好きの方も多いようで、犬が目当ての方も少なからずおられました。

1時間経って終了しました。
集まったお金は、そのまま協会の方にお渡ししたので、いくら集まったかは分かりませんが、硬貨だけでなく紙幣もあり、少ない額には見えませんでした。

募金してくださった皆さま、ありがとうございました!

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥