北高 校長室から 181 北高の制服に新アイテム

6月28日(日): 一番最後に追記(画像加工による「ラインなし」ベスト画像を掲載)

ここのところ、連日に近いペースで投稿していますが、私は、「何が何でも、できるだけ多く投稿する」つもりは全くありません。あくまで、「適切な話題があるときに記事を書く」のが基本方針です。なので、ここのところは、「適切な話題」が続いているのですね。(恐らく明日も投稿します)

さて、高校の「制服」というものは、生徒にとって「非常に大事なこと」だろうと思っています。極端に言うと、中学生が志願する高校を決めるとき、制服がかなりのウエイトを占めることさえあり得ると思っています。と同時に、毎日着るものだから、「機能面」もとても重要です。

今日の本題ですが、今年秋を目標に、北高の制服に「秋冬用ベスト」を追加しようとしています。今週の「幹部の会議」で承認されたばかりで、具体的な検討はこれからですが、下のようなものとなります(これは業者さんによる試作品)。

北高生は分かると思いますが、「現行の秋冬用セーターから袖を取ったもの」となります。なぜ新たに、この「秋冬用ベスト」を設けるのか?

出発点は、「生徒の声」です。が、その前によく考えたら、私(たち)、スーツの上着の下に「ベスト」は着ることはあっても、「セーター」は着ませんよね。もし、スーツの下にセーターを着ると、腕などが「モコモコして」動きにくくなります。因みに、私、厚着はしないので、セーターの上から上着を着るというのは、ホントに無理があります。

そんなわけで、制服の上着の下に着るため、そして、「合服期間」には、このベストだけで(上着なしで)登校できるように設定する予定です。これを買うか買わないかは、自由です。

先の写真は、業者さんによる試作品だと書きましたが、「腕の付け根のラインがない方が良い」との意見もあります。この点に関して、北高生の皆さんも意見があれば、担任の先生か生徒指導部の先生に伝えてみてはどうでしょう。ただし、来週6月25日(木)以降にしてください。(職員会議は6月24日に行うため)

北高生は知っていることですが、以前から「春夏用ベスト」はあります。文字通り、初夏頃に着るものですが、色は白です。下に今回の試作品と春夏用ベストを並べてみましょう。なお、秋冬用ベストにも、完成品には(左胸に)小さなワッペンは付きます。

※右の「春夏用ベスト」は、サイズが3Lと非常に大きいため、左の試作品と大きさのバランスが違っています。

現在の北高の制服、あくまで一般論ですが、生徒からは、「それほど嫌われてはいない=まぁまぁ好かれてる?」(笑)のかなと認識しています。この現行の制服、いつから始まったか知ってますか?

実は、あるきっかけがあって、つい先日調べてみました。2002年度(H14)年度入学生=30回生からなんです。それ以前は、「初代」の制服です。初代の制服は、基本的には現行のものと似ていますが、開校直後にはまた違ったバージョンも存在していたようです。北高の「制服史」もまとめてみたいものです。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥

以下 6月28日(日) に追記

先週から6月30日〆切で全校生による投票を行っています。両腕の付け根のラインについて、「現状の試作品のまま」、「現状のラインをもっと細くする」、「ラインをなくす」の3つの選択肢から選ぶ内容です。

「ラインをもっと細くする」のは、私の画像加工技術では困難なので、「ラインをなくす」もののみ、比較用の画像を作ってみました。ご覧のとおり、かなり下手な加工ですが、「ラインがない」場合のイメージはつかめるのではないでしょうか。

まだ投票していない北高生は、ぜひ一票を投じてください!
あなたの一票が結果を変える!(かも)