北高 校長室から 175 北高「北高応援プロジェクト」

北高応援プロジェクト」とは、ズバリ、国が実施している「ふるさと納税」です!

従って、寄附金はほぼ全額、翌年にご自身が払われる税金の一部に充てられます。たとえば、北高に10万円寄附していただくとすると、その10万円は、北高のために役立つだけでなく、翌年のご自身の税金(住民税/所得税)から減額されるのです(ただし、2,000円の自己負担が必要です)。

「ふるさと納税」とはそんな制度、つまり、自分が支払うべき税金の支払先を自分で決められる、さらに、1年早く支払うことができる制度です。

さらに!条件を満たせば、独自の「返礼品」を受け取ることができるため、税金の減額と合わせると、寄附した金額以上の見返りがあります。しかし、残念ながら平成31年4月からは、当該都道府県内在住者には返礼品は出なくなりました。

税控除を受けるには、寄附先は年間5箇所以内の自治体に限られるなどの条件があります(北高に寄附いただく場合の「寄附先」は「兵庫県」となります)。また、控除される税金の限度額は、年収や家族構成によって異なります。これら税金減額のための手続きの詳細については、総務省のふるさと納税のページなどでご確認ください。


兵庫県でこのプロジェクトが始まったのは、ほんの数年前ですが、今は恐らく全ての県立学校で、「学校応援プロジェクト」を実施していると思います。北高でも、以前からやっています。

各学校で設定した「目標」実現のため、一般の皆さまから寄附をいただこうというものです。今どき、そんなムシのいい話?ではありますが、ほかの県立高校の中には、実際に多額の寄附金を集め、施設等の充実を実現している高校も出ています。

神戸北高校の場合、私が赴任した昨年度(令和元年度)までの「目標」はハードルが高く、寄附が集まって目標達成したとしても、一部の生徒しか直接の恩恵を受けられない内容でした。そこで、今年度からは、目標のハードルと目標募金額を下げ、さらに、生徒全員が恩恵を受けられる内容に変えました。

■今年度以降の北高の具体的な「目標」は:

  • 校舎内何箇所かの空きスペースに「テーブルとイスのセット」を設置。
  • 生徒が休んだり、生徒同士で語らえる場、また、「自習」に使える場にする。
  • 教員が少人数の生徒に教えたり、個人面談ができる場にする。

以上が第一目標です。これですと、数万円の寄附金が集まるごとに実行に移せますし、全ての生徒が使うことができます。なお、写真は、あくまで「イメージ」であり、これと同じものを購入するという意味ではありません

「第一目標」と書いたのは、もしも、さらに寄附をいただけたなら、「食堂の多目的ホール化」を考えているためです。生徒たちの集会のために使うときのため、プロジェクター/スクリーンやカーテンの設置、そして、最大の目標は、食堂にエアコンを設置することです。

そんな神戸北高校の「学校応援プロジェクト」を支援してくださる方があれば、手続きの詳細等は、下のページ(北高サイト内)に掲載しています。

神戸北高「学校応援プロジェクト」の詳細

大手ふるさと納税サイト ふるさとチョイス から寄附の手続きをしていただくと、クレジットカードをはじめ、色々な支払い方法を選ぶことができ、支払い金額に応じたポイントを得ることもできます。

どうか宜しくお願いいたします。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥