北高 校長室から 104 たこあげ大会・餅つき大会

我が神戸北高は、本当に地域との結びつきが強く、地域とともに実施している行事が多くあります。
本日の「たこあげ大会」と「餅つき大会」もそうなのですが、どちらも、私が思っていた以上に大規模なものでした。

北高のグラウンドが、「たこあげ大会」の会場となります。
参加資格(年齢等の制限)は、ありません。
子どもだけでなく、大人でも参加できます。

揚げる凧にも制限はなく、自作品・市販品等、なんでも持ち込んで揚げることができます。
手ぶらでやってくることもできます。
凧を自分で作ってから揚げる人は、北高の前にあるからと児童館を使います。

そして、約1時間ほどの凧揚げ中に審査をし、MVPをはじめ、賞も出ます。

主催者(青少年育成協議会唐櫃支部)によると、今日の参加者数は全部で147名。
そのうち中学生以下の子どもは、57名とのことでした。

このため、写真ではそれほど分かりませんが、最後の方にはグラウンドは、かなりの「混雑」となっていました。

主催者の代表の方に、いつから始まった行事なのかお聞きしたのですが、はっきりとしたことは分からないそうです。
しかし、40年くらい前からであることは間違いなく、であれば、今年創立47年目の北高ができて間もない頃からではないかという結論になりました。

当時は、我が国の高度成長期の終わり頃で、この唐櫃台の新興住宅地が完成したばかりの頃、大変賑やかであったことでしょうね。

私もタスキをかけて審査員をしたのですが、その合間をぬって、餅つき大会にも行ってきました。
会場は、北高から徒歩すぐの唐櫃地区福祉センターです。

実は、餅つき大会には、北高の野球部が大きく貢献しているのです!

ご覧のとおり、北高野球部が、餅をつくのです!

ここでも、いつ頃からやっている行事で、北高野球部はいつ頃からお手伝いしているのか、聞いてみました。
結果は、ここでもはっきりとは分かりませんでしたが、野球部がお手伝いを始めたのは、少なくとも十数年前であることは確かなようです。

餅づくりには、大きく三つの工程があると思います。
・餅米を適度な柔らかさに蒸す。
・餅をつく。
・熱いうちに餅の形にする。

この中で、「餅をつく」作業は、最も大変な力仕事です。
なので、野球部の貢献度は大きいと思います。

今の子どもたちは、自宅で餅つきをするなんてことはないだろうから、餅つきの経験があったとしても、このような場か小中学校で?でしょうか。
しかし、野球部2年生は初めてではないわけで、かなり手慣れて見えました。

臼は2基あり、たくさんの餅がつくられて、きなこ餅やぜんざいなど、色々な形で地域の方々に振る舞われていました。
よく知られた年中行事となっているせいでしょうか、写真のように多くの方々が来られていました。

最後の写真ですが、北高に戻って、たこあげ大会の表彰式です。
賞を受けなかった子どもたちにも、参加賞がありました。

今日はこの時期にしては、寒くなかったこともよかったことでした。

来週には、いよいよ2年生の沖縄修学旅行が始まります。
このブログで、毎日「現地レポート」をお送りします。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥