北高 校長室から 058 体育大会
昨日の予行の日と大きく違い、本番の今日、特に午前中は曇りがち。
開会直後頃は、半袖だと肌寒くもありました。
昨日書いた「生徒用テント」、昨日は大活躍したと思いますが、今日は存在感が薄かったかも知れません。
さて、初めて見た北高の体育大会、私は満点ではないにしろ、間違いなく90点以上だったと思います。
本当に「良い」体育大会でした。
昨日も書いたように、全員が大きな声を揃えて演技することだけではなく、全員がまじめに懸命に取り組む姿に、「高校生らしいすがすがしさ」を感じました。
そして、こんな時には毎回、このような今の北高生の姿を、世間一般の皆さまにぜひ見ていただきたいと思うのです。
今日は、できるだけ多くの写真を載せたいと思っています。
が、いつものことながら、生徒たちが大きく写った写真は避けますので、色々見ていただきたい反面、もどかしいものがあります。
上の写真の中に、教員が走っている写真があるのにお気付きでしょうか?
本校は、若い教員の割合が高く、このような行事では、教員の参加/活躍も期待できるのです。
実際、今日は、どの学年の担任も、ほぼ全員が何度か出走しました。
上の最後の写真、近所から、こんな小さなお客さんもありました。
小さな子どもたちも、競技を見ながら声援を送ってくれました。
徒競走や綱引き、大縄跳び、障害物競走や「部活動対抗リレー」といった種目は、どこの高校にもありますが、本校の体育大会の特徴は、「集団行動」です。
●「集団行動」というのは、(日本体育大学名誉教授)清原伸彦氏の指導で世界的に有名な、あの「集団行動」のことです。
毎年、1・2年生が「学年競技」として取り組みます。
この競技でも、全員が大きな声を揃えて「集団で」「行動」するのですが、その動きは、毎年違ったものになります。
私の立場上、今日はずっと同じ位置に座っているため、写真も同じ位置から撮ったものばかりです。
それが最も残念だったのが、この集団行動の時で、要するに、「真上から」見るのが、この競技の成果が最もよくわかるのです。
特に、人の列が交差する動きのときは、水平位置からだと意味が分かりにくく、生徒たちがせっかく訓練の成果を出しているのに、残念なことでした。
やはり、このような写真では、「集団行動」の成果はわかりにくいですね。
上から動画で見るのがベストでしょうか。
撮ってくれてはいるようなので、のちに見てみます。
1・2年生が「集団行動」なら、3年生は?
3年生は、下の写真です。
もっとたくさん撮ったつもりが、4枚しか撮っていませんでした。
3年生は、「フォークダンス」なのです。
もちろん、選曲も含めて「イマふう」にアレンジしたものですが、練習の労力は、1・2年生より格段に小さいでしょう。
観客の保護者からは、「かわいい」と好評でした。
文化祭と並ぶ大きな行事、体育大会も終わりました。
文化祭の時と同様、私はとっても満足な気持ちです。
文化祭や体育大会のような北高の行事、決してほかの高校に負けていません。
負けていないどころか、上回っていることも多いです。
北高生のみなさんには、どうか、そのことに誇りをもって欲しいです。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥