第45回近畿高等学校総合文化祭鳥取大会放送文化部門
2025年11月25日11月22日、23日に鳥取県米子市で行われた 近畿総合文化祭 鳥取大会・放送文化部門 に、本校放送部が出場しました。
作品タイトルは 「農ing Now」。
地元・加西市で農業に取り組む「よしよし畑」の久世さんの農業への思いを軸に、農業体験をした高校生の瑞々しい表情や成長の瞬間を丁寧に描いた作品です。取材を通して感じた土の匂い、作物の色、言葉の温度が、画面越しにも伝わる内容となりました。

作品上映後には、Aブロック代表として本校部長が登壇し、
「あなたの県のおすすめの観光地は?」という質問に対し、
「神戸や姫路城も有名ですが、私たちの通う北条高校のある加西市の『鶉野飛行場跡地』という戦争遺跡がおすすめです。私たち放送部も戦跡ガイドを行っているので、ぜひ加西市にも足を運んでください」と、堂々と兵庫県と地元加西市のPRを行いました。

また、交流会では「召喚!ご当地の勇者たち~感情クエスト~」という企画が行われました。与えられたセリフをキャラクターになりきって読むという、放送部らしい内容で、参加希望者が殺到する中、本校からは1年生部員が登壇。「ドジっ子」役になりきって兵庫県のおいしい食べ物を紹介し、「加西市のぶどう、ゴールデン・ベリーB…じゃなくてゴールデン・ベリーAがおすすめだよ!」と、言い間違いを活かした演技で会場を沸かせました。

出番のない時間には、来年度の開催県となる チーム兵庫 として、会場裏の見学も行いました。大会本部や舞台袖、映像を切り替える中継車の中まで見学させていただき、映像の切り替えや字幕操作を開催県の放送部員が担当している様子を間近で見ることができました。プロが使用する機材を高校生が実際に操作する姿に、生徒たちは大きな刺激を受けていました。

閉会式では、本校正門に掲げた横断幕に大会マスコット「うさめ」ちゃんを使用したことについて
近畿総文鳥取大会実行委員会放送部門部会長の坪倉先生からご紹介いただきました。

制作時に使用許可をお願いしていたことが鳥取県教育委員会内でも話題になっていたそうで
「感謝の気持ちを伝えたい」とお話しくださいました。
完成したさいに横断幕をかける様子なども、写真を添えてお知らせしていたため
その写真についても触れていただき、会場からは「おぉ~」という声が上がりました。


閉会後には、見送りをされていた生徒の皆さんとも記念撮影を行いました。
近畿総文鳥取大会のマスコットキャラクター「うさめ」の服を着ていてとてもかわいかったです。

鳥取の地で、発表・交流・学びのすべてにおいて実り多い二日間となり、生徒たちは多くの思い出と経験を胸に帰路につきました。






