加西市南網引町にある『あびき湿原』の勉強会に行ってきました。藤本教頭先生、生物の横山先生、国語の時里先生も一緒です。加西市民でありながらその存在を昨年まで知りませんでしたが、昨年の東京加西会で南網引町の山下区長さんに、県内でも他に類のない貴重な生物がたくさん生息する湿原があることを教えていただきました。今回は、その湿原をみんなで保護していくために湿原のことを詳しく学ぼうという勉強会です。本校の放送部もこの取り組みに興味をもっていて、3人の生徒が参加しました。終了後も熱心に山下さんからお話を聞いていました。
行ってびっくりしたことは参加者の多さと熱心さです。80名の予定でしたが、椅子が足りなくなって立ち見が出る盛況で、この活動に対する関心の高さをあらためて認識しました。市内の方だけでなく、加古川・高砂・三木など、県内の様々な地域から来られていました。講師の尾内さんの講義のあと湿原に行ってきました。冬なので植物は枯れて昆虫も見当たりませんが、春になるとトキソウやサギソウなどの草花、ヒメヒカゲやハッチョウトンボなどの貴重な生物が豊かに生息する湿原になります。次回は是非、その季節に行ってみたいと思います。