中国自動車道の加西サービスエリアのイベントに本校の音楽部の生徒が参加しました。たくさんの音楽関係のグループが参加して次々に発表し、最後に全員で大合唱というプログラムでした。18:30からの音楽部の発表は学校評議員会があって行けませんでしたが、最後の大合唱には間に合いました。野外にステージを設けての発表でとても寒かったですが、発表するグループの皆さんと観客の熱気を感じながら楽しく鑑賞させていただきました。
教育類型2年生の生徒が北条東小学校で読み聞かせとゲームで交流をしました。昨年、1年生のときは富田小学校で英語の読み聞かせをしましたが、1年生であることと、英語ということで随分苦戦しました。しかし、今回は日本語で、しかも様々な体験をこなしながらたくましくなってきているので、前回よりも少し余裕をもって交流を楽しむことができました。とはいえ、自分たちが1クラスの50分を任されるので、その時間をどう過ごすかを考え実行するには不安もいっぱいあったようです。でも始まってみると、小学生の元気に自分たちも元気をもらい、担任の先生方にいっぱいお世話になりながら充実した時間を過ごすことができました。小学校の先生の大変さが少しはわかったのではないかと思います。これからも、このような交流を続けていきたいと思います。
北条高校は公共交通機関がなくて自転車以外の方法での通学が困難でした。そこで、この状況を改善するために、次年度より新たに次の3つの通学方法が可能になる予定です。
費用は現在の予定です。
① 通学バス 多可町八千代区仕出原~明楽寺~西脇市駅~滝野~社町~北条高校(飯盛野交差点) 片道 600円(回数券で540円程度)詳細はホームページ
PTA委託による運行という形になる予定です。バス代を半分ぐらい補助していただけないかを多方面に働きかけしていますが現在のところはなかなか難しい状況です。
② ねっぴーバス 北条鉄道北条町駅~北条高校前 片道180円
加西市のコミュニティバスです。これまでは通学に使えませんでしたが、下校時間帯に走らせてもらえることになり通学に使えます。小野・三木方面からでも粟生で北条鉄道に乗り換えることで通学が可能になります。
③ 無料レンタサイクル 北条鉄道各駅~北条高校
北条高校と播磨農業高校の生徒向けに北条鉄道の駅から学校まで無料レンタサイクルを貸し出そうという計画です。北条鉄道を利用して北条高校に通学するときに使えます。最寄りの駅は、法華口、播磨横横田、北条町 の3つです。法華口および北条町駅から4km、播磨横田駅から3kmぐらいです。
本日、北条高校活性化協議会の初めての総会が開催されました。加西商工会議所、北条高校PTA、北条高校同窓会(柏葉会)、加西市連合PTA、加西市、加西市教育委員会が中心となって、北条高校がますます活性化し、地域の中核を担う教育機関としての役割を果たせるよう絶大な支援をしていただく予定です。学校としてはこれほど心強いことはありません。
会長に商工会議所の千石会頭さん、副会長にPTAの幸田会長さん、監事に同窓会の小田会長さんが就任されました。
現在考えられている支援策の第1弾は、アフタースクールゼミという塾または予備校講師による講座の開設です。学力向上に対する支援として放課後の部活動の支障にならない時間帯に開設される予定で進んでいます。学校としても、単純に講座が設けられるといったことだけではなく、予備校や塾のノウハウを吸収しながら受験指導においても大きくレベルアップを図り、生徒の進路を実現させていきたいと思っています。
あわせて、魅力ある学校作りに向けた国際交流活動や交通機関の利便性の向上など、様々な取組に対する支援をお願いしてきました。
野球部が県大会で準優勝しました。この大会は公式戦ではありませんが、シーズンオフを利用し、多くの選手に経験を積ませる目的で、全県の高校の野球部が参加して行われている大会です。北条高校はこの大会でまず、東播磨・西播磨と淡路を含めた大会「播淡大会」で優勝し、各地区の優勝校4校で行う決勝トーナメントに進出しました。会場はプロ野球オリックスのホームグラウンドでもある「ほっともっと球場」のサブ球場です。北条高校は、準決勝で三田西陵高校を4-1で下し決勝戦に進出しましたが、決勝で須磨学園に3-7で敗れ準優勝となりました。敗れはしましたが、これからの成長が楽しみなチームです。冬にしっかりとトレーニングを積んで、春からの活躍を期待したいと思います。
北条高校ふるさと創造部と加西市ふるさと創造部が連携した地域活性化プロジェクトの一環として「高校で恋活」というカップリング企画を実施しました。新聞の地方版でも大きく取り上げられ、読売テレビの番組でも特集される予定です。カップリングパーティというと高校とはそぐわない印象ですが、この企画はもともと、本校に今年からできたふるさと創造部が地域活性化のアイデアを考える中で、加西市の強い希望のもと、市が行っている人口増政策に少しでも貢献できればと考えて実施したものです。
企画の内容上、実際に参加者に対応するのは市の関係者にお任せし、生徒は準備や当日の裏方に徹して表には出ず、一部の男子生徒のみがゲームの説明や道案内を行いました。最後にカップルになった人の記念撮影のときだけ全員で祝福しました。
しかし、一つのイベントを企画して実行するためには、単に指示通り動くのではなく、自分で考え、周囲の状況を見て判断し、結果を予測しながら段取りして実行するという高度な主体性が要求されます。そういった意味では、表面的には華やかなイベントですが、準備と実施にはたくさんの苦労があり、その分生徒たちは大きく成長できたと思います。
ただ、大きな問題は「恋愛スキルアップ講座」なるものの講師です。加西市の担当者との話し合いの中で北条高校の先生に頼もうということになり、生徒の強引な要求に屈して、私をはじめ、松田先生、池嶋先生、山本先生4人が行うことになってしまいました。ほんとに大変でした。無理やり引っ張り込んだ3人の先生には大変申し訳なく思っています。
この企画はこれで終わりですが、ふるさと創造部は元気いっぱいなので今度はどんな企画を考えどんな無理難題を頼まれることやら、今から不安でどきどきしています。
今年のPTAの研修旅行は、劇団四季のライオンキングでした。1昨年も見ましたが、前とは違う演出のところも多く、ものすごい迫力でした。劇団四季の専用劇場がいっぱいです。こんな演劇を生徒に見せることができればどんなに素晴らしいかと思います。今回は、役員さんの早くからの準備と予約のおかげで、ほとんど最前列で鑑賞できました。参加人数も80人ということで、4クラス規模の学校としてはものすごい多さです。今回企画していただいた松田さんはじめPTAの皆さんのご尽力には頭が下がります。私も普段できない貴重な経験をさせていただきました。