高校生国際問題を考える日

日時:2月11日(水祝)
会場:神戸ファッションマート

パネルディスカッション パネラー 永井 日翔
 

①カンボジア支援事業~デング熱から人々を守る自給自足の蚊よけプラン~

安東 健、佐治千聖、鈴木萌永、高嶋結愛、高見礎乃子、和田洋正

東南アジアでは蚊を媒介とするデング熱が流行している。ワクチンや特効薬が存在しないため深刻な社会問題であり、有効な対策を講じる必要がある。私達は、カンボジアの気候で育成可能な蚊に忌避性のある植物は何かを調査し、さらに、どの植物が最も蚊の忌避性に効果があるのかを実験により見つけ、蚊媒体感染症の減少に貢献しようと思う。さらに、経済格差の激しいカンボジアで貧困対策となる経済支援事業にも繋げたいと考えている。

 

②教育を変える、未来を変える~インド・ビハール州における教育支援~

石松 沙彩

インドには深刻な女性差別問題とダリットへの差別問題がある。特に平均年収が最下位のビハール州では、高額な持参金制度という悪習が残り、カーストに基づく差別はいまだ根強い。差別と貧困の連鎖を断つには質の高い教育が必要であるが、教員も学校数も不足している。そこで、多数の教員と校舎を必要としない映像教育支援の、ビハール州での教育支援を行うNPOと途上国への端末供給を行うNPOの連携による実現を構想した。

 

③インドネシアでの美容ビジネス

西口 春花

イスラームが全人口の8割に及ぶ東南アジア屈指の美容大国・インドネシア。インドネシア女性が、宗教や気候の変化にとらわれず、肌の手入れを行えるような身近なボディクリームを開発し、性能やコストパフォーマンスの良さを両立させる方法や、多くの人に商品を手にしてもらうための売りこみ方を模索したいと思う。私の提案する商品の普及によってインドネシアの女性の美容意識の向上や日常生活の充実につながると考えている。