サイエンスフェア in 兵庫
日時:1月26日(日)
会場:ニチイ学館 3F大会議室
発表内容
微生物燃料電池で脱炭素社会に一石を投じる
私たちは微生物の代謝能力を利用して発電する、微生物燃料電池に着目しました。この発電方法には、発電効率が悪いというデメリットがあるので、それを解決するために身近な土を用いて、①電極の形が発電量に影響があるか。②発電に最適な土と水の割合は何か。③肥料と発電効率の関係を調べるために実験を行ってきました。今日はその成果を発表します。
GABAは受験生の強い味方となりうるのか
今、巷で話題のγアミノ酪酸(以降GABA)含有食品接種後の作業効率の変化を調査してきました。GABA含有チョコと非含有チョコを用いて対照実験を行って、兵庫県立大学提供のタブレット端末を用いて脳機能テストの正
答率と解答時間の変化と、主観的精神状態を数直線上に表すVASからGABAの集中力の効果を調べました。はたしてGABAは受験生の味方となるのか否か。
納豆で世界の水問題を解決する!~ポリグルタミン酸の浄化作用の検証~
世界で汚染された水の影響で1日800人の子供がなくなっていることをご存知ですか?私たちは、今、この問題を解決できる方法はないかと考えたところ、ある、日本の伝統食品(納豆)に含まれるポリグルタミン酸(PGA)という成分に浄化作用があることを知り、次の3つの実験を行いました。①PGAの効率的な抽出方法。②PGAの浄化作用。③ネギに含まれる(アリシン)の殺菌作用。納豆で世界の水問題を解決できるのか?