国際理学科の取組

新入生へ向けて第2学年の課題研究発表会の実施

第2学年の生徒が、1年間の課題研究の成果を新入生の前で発表する。第2学年は先輩として堂々と発表を行い、新入生は1年後には自分たちこのようになるという目標ができ、今後の課題研究への意欲向上の機会となった。

新価値創造プログラム(Foresight School)の実施

新たな価値を生む方法論「Foresight School(フォーサイトスクール)」を実施し、「モノ、サービス、社会」において、新しい価値を創造するための「スキル/知識/マインドセット」を学ぶ。

価値創造のためのプロセスは、①finding(気づきを得る)→②insight(洞察を得る)→③foresight(展望を生む)→④action(実行する)の観察に基づく方法によるものである。

イノベーション創出のために、以下の内容を身につける
1)スキル: 気づき力、洞察力、創造力、実行力
2)知識: 人間・世の中の動向についての深い理解
3)マインドセット: 自己効力感、チャレンジ精神、他己実現

京都大学研修

本校OBの京都大学教授(経営管理大学院)の指導のもと、1日目は、これまで生徒だけで実施してきた課題研究を京都大学生・院生をTA(ティーチングアシスタント)として助言をもらい、研究を深化させていく。2日目は、京都大学教員・TAの前で、プレゼンテーションを行い、課題発見・課題分析の展望・発表力に関する指導・評価をしてもらう。

オープンスクールでの発表

中学3年生の前で、課題研究発表を実施し、これまでの成果を中学生に還元する。

生徒自身が独自ルーブリックを作成するメタ認知育成講座の実施

本校では様々な発表において評価を生徒が行い、その結果を用いて生徒のディスカッションによってルーブリックを作成する。生徒自らがルーブリックを作成することで、高度な自己理解ができ、メタ認知力が向上する講座である。また、この講座によって、他者との共通認識ができるため、今後の研究がより深くなっていく。

英語プレゼンテーション講座

大学教授の指導のもと、英語発表のための日々の練習方法やプレゼンテーションの効果的な方法論を学ぶ。

校内課題研究発表会

第1学年はポスターセッションを行い、第2学年は日本語と英語のパワーポイントを作成し、英語での発表を実施する。1年間の総まとめとして、それぞれの学年で培った能力を最大限発揮する。

フューチャーグローバルリーダーズフェスティバル(FGLF)

播磨地区の高等学校と合同で、本校主催の課題研究発表会を実施しています。学年代表の生徒がグループでポスター発表を実施し、他校の生徒とディスカッションをし、意見交換をします。

アメリカ研修

第1学年が1年間実施した課題研究の成果をアメリカの大学生の前で英語発表する。自分たちとは違う視点をもったアメリカの大学生を前に堂々と発表し、いままで想像しなかった視点からのアドバイスを受け、自分たちの視野の狭さを痛感するとともに、それらを糧に今後の課題研究に生かしていくきっかけとなる研修である。研修では、ボストン地域の大学生や大学院生に対して研究発表を英語で行い、その後、アメリカの学生が各グループを担当し、アメリカの学生と本校生徒が英語でディスカッションを繰り返しながら課題研究を深化させる実習を実施している。また、MITミュージアムでは、IT技術を駆使したプログラミングなどの実習を実施している。