講話:「次世代グローバルリーダーへの人生デザイン」

平成29年9月21日(木) ミーティングルーム 生徒276名参加

講師:関西学院大学教授、神戸大学大学院非常勤講師、国連フォーラム共同代表

久木田 純 先生(社会科学、教育、心理学、コミュニケーション)

木田教授に人生デザインについて講話していただきました。浪人時代に自己のアイデンティティを模索し、「自分の成長と幸せが、地球社会の存続、進化につながるように生きる」という決意のもと、1955年から2055年までの人生100年計画表を作られたそうです。まず「自分の能力を最大限に高めて、世界を変える力をつける」ことを目指され、「地球の人類にやさしく生きるためにどのようなキャリアを選択すればよいか」を考えた結果、国連職員の道を選ばれました。モルディブやナミビアでの活動、アウンサン・スーチー氏との会談、バングラデシュでのストリートチルドレン教育、インド洋津波に対する緊急支援、スリランカでの反政府軍との接触など、先生の体験を交えたお話に、生徒は引き込まれるように聞き、講話の後には、「先生が講演中に話されていた九死に一生体験に関すること」や「NGO設立の方法について」など多くの質問がありました。質問の後には、「21世紀を生きるあなたたちは、自分の運命と世界の運命を共に考える必要がある。大変なことを背負わせてしまいますが頑張ってください。私も頑張ります。」と激励のお言葉もいただきました。今後の課題研究や自らの生き方について多くのヒントをいただける貴重な時間となりました。