「木村達哉先生による英語学習法指南」
平成28年1月19日(火) 1年生275名参加
本日、5、6限に、「ユメタン」や「ユメブン」でもお馴染みの、灘高の木村達哉先生にお越しいただき、1年生全員を対象に、効果的な英語学習法についてのご講演をしていただきました。
自らの高校時代のエピソードをいろいろと披露していただき、その後、「何のために勉強するのか」という勉強の意義へと話が移りました。アメリカのスターバックスで木村先生が見聞きした日本人のつたない英語の話や、あるいは理系に進学した場合、職場のチームに外国人が含まれる可能性が高いという話など、英語の必要性をわかりやすく伝えていただきました。
昔は意味とスペリングだけわかればよかった単語学習も、今は「音」が絶対に必要であると、さまざまな具体例を挙げて説明していただきました。単語の覚え方は4つのアクセス方法(見る・声を出す・聞く・書く)を意識することが大事だということも述べられました。
木村先生が話された英語を勉強する際の注意点は以下の3つです。
①正しい発音で言えるか?
②わからない単語はすべて覚える。
③勉強は時間ではなくて、「回数」が重要。学習とは反復回数を増やすこと。
「ユメタン」を使って学習する際は、1日10語ずつ覚えるのではなく、1回まとめて100個の単語全てに目を通して、それを繰り返す。その際に効果的なトレーニング方法(10個ずつに区切り、インターバルを取りながら集中して覚える方法)も紹介していただきました。クイックレスポンスがいかに大事かという話もしていただきました。
生徒たちは身を乗り出すようにして先生の話を聞いていました。おおいに刺激を受け、英語の勉強に対するモーティベーションがかなり上がったようです。