平成27年12月16日(水)於)富山県立高岡高等学校
富山県立高岡高等学校の探究科学科2年生による課題研究発表会に出席してきました。県立高岡高校は、県立富山高校、県立富山中部高校と共に理数科学科と人文社会科学科からなる探究科学科を設置しており、3校とも富山県の先進的な教育を担う高校として、地域から大きな期待を受けています。
高岡高校は、富山県で最初にSGHの指定を受けました。高岡高校の課題研究のメインテーマは「『きときと!グローバル富山』…活き活きと世界に輝くふるさと富山の研究と世界への発信」です。地域に根差した研究を行いながら、国連の外部機関や海外企業の方との交流、アメリカでの海外研修など、世界との交流を活発に行われています。
この日は、1週間後に開かれる、上記三校による「三校合同発表会」に向けて、探究科学科の2年生が1年間かけて研究した課題研究(TKR=Taka-Ko Research)の校内発表会が行われました。理系・文系それぞれに生徒自身が研究テーマを設定し、それについて仮説を立て、検証を1年かけてしてきた成果が、ポスターセッションで発表されました。学校内のあちこちの部屋に分野別に分かれて、普通科の2年生の生徒に対して各班の研究成果を説明していました。探究科学科の生徒の皆さんの自信に裏打ちされた説得力のある説明だけでなく、それに対して熱心に質問をする普通科の生徒の皆さんの姿も印象的でした。
この日はプレゼンテーションの発表を見ることができなかったのが残念でしたが、ポスター発表をする堂々としたその姿から、1週間後の三校合同発表会では素晴らしいプレゼンテーションをされていたことだろうと思えた、素晴らしい発表会でした。高岡高校の皆さん、素晴らしい発表会に参加させていただき、ありがとうございました。