平成27年12月15日(土) LL教室 1年生50名参加
講 師:西野友年氏(神戸大学大学院理学研究科准教授)
幅広い知見とグローバルな視野を養うとともに、より高い志を持った人材の育成を図ることを目的に、SGH事業の一環(グローバル教育)として、神戸大学大学院 西野 友年 准教授に講話を行っていただきました。
真っ赤な服装に皆驚きましたが、西野先生は、海外で自分の研究をより多くの人に知ってもらうためにも、まず目立つことが大事と話されていました。講話も非常に個性的で、ダンスなど幅広い分野の運動を物理学に結びつけ、パフォーマンスを交えながら終始生徒の注意を引き付けられていました。その具体的内容は、①物理学における運動のモード、②エネルギーのやりとりのシミュレーション、③物理学の発展の歴史、というもので、①、②では、実演・体験を通して物理学の考え方・根幹について説明していただき、③では、ヨーロッパにおける自然科学史について著名な科学者を挙げながら講義していただきました。また、先生ご自身の海外経験や、英語を学ぶうえでの貴重な助言を伺うことができました。生徒たちは積極的に手を挙げて発表し、疑問に思ったことを率直に質問するなど、充実した時間を過ごしました。
(生徒の声)
- 振り子などの単純な運動を、とても細かいところまで考えられていて感動した。
- 体験的要素が多く楽しく学べた。物理学は様々な分野で活用できると知って驚いた。
- 英語の理解を深めるために、英語以外の言葉を学ぶという考え方は新鮮だった。
- とてもアクティブな先生で驚いた。そしてそのアクティブさが国際社会で重要だと思った。
- 自ら世界に発信していかないと日本人の活動は見てもらえないと感じた。
- 先生のようにプレゼンは積極的に体を動かして行ったほうがよいということがわかった。