京都大学研修の三日目、今日は楽しみにしていた吉田松陰先生の木像見学がありました。

 現在放映中のNHKの大河ドラマ「花燃P1020125b
ゆ」の主人公、久坂美和の兄である吉田松陰先生は、松下村塾の主宰者であり、幕末に尊王攘夷運動が広がるにおいて重要な役割を果たした人でした。その遺志を継いで、塾生の品川弥二郎が建てたのが「尊攘堂」であり、現在は京都大学構内にあります。
 まず、メンバーを3班にわけ、尊攘堂の見学がありました。尊攘堂の内部には、京都大学構内から発掘された埋蔵品が展示され、京都の歴史の古さを感じることができました。

 次に、京都大学附属図書館の3階で、京P1020130b
都大学附属図書館についてと、吉田松陰先生の木像・及び掛け軸について説明を受けました。吉田松陰先生と品川屋次郎さんの二人の木像を京都大学は所有しており、これらは普段は一般公開されず、博物館の特別展示などでしかこれまで市民の目に触れることはなかったそうです。今回は特別に、初めて京都大学を訪れた高校生に見せていただきました。このように至近距離で見学ができるのは異例のことで、皆熱心に見入っていました。

 吉田松陰先生の木像を見学した後は、お昼までの短い時間DSC_0460
でしたが、京都大学附属図書館内を見学しました。実際に蔵書も閲覧させていただきました。図書館内は多くの自習スペースが設けてあり、京大生の方々が実際に勉強している姿が多くみられました。西高のメンバーの中には、今回のビジネスモデルの作成で、インターネットでは見つけられなかった情報が得られるかもしれないと、熱心に閲覧したグループもありました。

 昼食後は各グループでの実習に入りました。
 どの班もビジネスモデルができつつあり、順調に進んでいる班では最終日の発表のためにパワーポイントを作り始めました。

 これで研修が半分終了しました。残りのDSC_0464
3日間も充実したものになりそうです。