「関西学院世界市民明石塾」に参加しました。

「関西学院世界市民明石塾」に2年1組の篠原奏音さんが参加しました。

目 的  関西学院大学のミッション「“Mastery for Service”を体現する世界市民の育成」の下、将来グローバルリーダーとなることを目指す高校生に対し、国際的視野と主体的な課題解決力、コミュニケーション力等を涵養するための契機とする。

塾 長 明石  康  氏(元国連事務次長)

講 師 神余  隆博 氏 関西学院大学国連・外交統括センター長(元ドイツ大使、元国連大使)

久木田  純 氏 関西学院大学SGU招聘客員教授(元国連児童基金駐カザフスタン代表)

マッケンジークラグストン 氏 関西学院大学特別任期制教授(前駐日カナダ大使)

三輪  敦子 氏  関西学院大学SGU招聘客員教授 (アジア・太平洋人権情報センター所長、SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事)

テーマ 「Challenge for SDGs! ~地球の未来/Future of Our Planet~」(SDGs Goal 13 : 気候変動に具体的な対策を、Goal 14 : 海の豊かさを守ろう、Goal 15 : 緑の豊かさも守ろう、を中心に)

主 催 関西学院大学       後 援 文部科学省

期 間 プレセッション 2021年7月31日(土)

本セッション  2021年8月 4日(水)~5日(木)

 

明石塾に参加して

21組 篠原奏音

私はこの夏休みの3日間で、関西学院大学主催の関西学院世界市民明石塾に参加しました。

今年は昨今の社会情勢を鑑みオンラインで開催されたため日本各地から同世代の高校生が参加し、彼らの考えを、身をもって感じることができました。

今年のテーマである「SDGs 持続可能な開発目標」のGoal 13,14,15について、元国連次長の明石康さんをはじめ、実際に国連などの国際的な組織での経験がある講師の方々の講義を受講し、知識だけでなく実際に行動に移すためのプロセスも併せて知ることができました。

私たち高校生の多くが問題提起したこと、それは「高校生の地球環境に対する意識の差」です。明石塾参加者のように自分にできることを学ぼうとしている人がいる一方で、地球環境の問題に対する無力感や複雑さから積極的に行動できていない人も多いと私自身も感じていました。しかし、私たちは古代から自然と共存し、人間の活動は地球の自然環境によって支えられてきたため、自然に考慮した対策を講じていくことは私たち人間の「義務」なのです。講演でも、私たち一人一人がSDGsや地球環境に対する意識・関心を持ち、小さな日頃の行動から変えていくことで連鎖が起きて地球全体を変えていけるとのお話を聞きました。また、参加者とのハイレベルな英語ディベートや英語での講演を通して自分の英語力を磨く良い機会にもなりました。

国際的な人材になる夢を実現させるため、明石塾に参加して得られたインスピレーションを大切にして長期的な目標も保ちながら高校生にできる事を積極的に行っていきたいです。