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兵庫県教育委員会

記者発表

兵庫県立大学

ダム湖の堆砂対策としての「置き土」が劣化した河川環境と生物多様性を同時に回復させることを初めて検証

発表内容要旨

【概要】

 奈良女子大学准教授 方野泉、北海道大学准教授 根岸淳二郎、熊本大学准教授 皆川朋子、兵庫県立大学准教授 土井秀幸、徳島大学准教授 河口洋一、(国研)土木研究所・名古屋工業大学教授 萱場祐一から成る研究チームは、ダム湖内の堆砂対策として全国のダム河川で実施されているダム下流河川への「置き土」(以後、「土砂還元」)が、河床環境の改善のみならず、生物群集や生物多様性をも改善することを初めて定量的に検証しました。

 本研究の成果から、ダム河川におかえる「土砂還元」事業が生物の個性豊かな川づくりを可能にすると期待できます。また、本研究は、劣化した河川生態系を改善するには、適切な土砂量が重要であることを指摘することで、今後の「土砂還元」事業の手法についても提案しました。本研究成果は、令和3年(2021年)4月8日18時(日本時間)に、英国科学誌「Scientific Reports」にオンライン掲載されます。