ひょうご不登校対策プロジェクト(令和6年度の取組)

義務教育課

学校教育

義務教育課

令和6年度の主な取組

1 不登校児童生徒支援の配置支援

 増加する不登校児童生徒への対策として、令和5年度より全県一丸となった「ひょうご不登校対策プロジェクト」を推進している。令和6年度は「学校内の安心できる居場所(校内サポートルーム)」の設置に向けた支援に重点的に取り組む。


2 学生(ハートフレンド)人材バンクの導入

 不登校児童生徒数が過去最多となり、全県一丸となり、学校、地域、支援関係機関、教育行政が相互に連携した不登校対策の推進が一層求められている。
 そこで、児童生徒と年齢が近く、教育に関心の高い学生(以下、「ハートフレンド」という)を募集し、市町組合教育委員会が求める人材と結び合わせる人材バンクを創設し、個々の不登校児童生徒の状況に応じた支援の充実を図る。

詳しくはこちら


3 不登校相談会の実施

 不登校児童生徒やその保護者が相談できる機会として、「不登校相談会」を実施する。


令和6年度のその他の取組

ひょうご不登校対策推進協議会等の設置

 教育や福祉等の関係機関、地域住民や保護者等の関係者が参画し、不登校児童生徒の現状の共有や可能な支援等の検討、今後の方向性を協議するひょうご不登校対策推進協議会等を開催する。

  • ひょうご不登校対策推進協議会
  • ひょうご不登校対策推進委員会
  • 地域会議の開催(各教育事務所)
  • 不登校対策地域研修会(各教育事務所)

「心の健康観察」の導入推進

 教職員が児童生徒の心や体調の変化を把握し、早期発見、早期支援につなげるため、1人1台端末を活用した「心の健康観察」の導入に向けて取り組む。

「不登校対策推進センター」の設置

 不登校対策を総合的に推進するため、県教育委員会事務局内に「不登校対策推進センター」を設置する。

県立総合教育センター内に不登校児童生徒部門の設置

 児童生徒、保護者、学校等からの不登校に関する相談や教職員への研修等を行うため、県立総合教育センター内に不登校児童生徒部門を設置する。

保護者等が相談できる関係機関等の周知

 不登校に関する相談窓口を周知するチラシの作成やSNSターゲット広告の作成により、保護者等への情報提供の充実を図る。

但馬やまびこの郷サテライト事業の実施

 不登校児童生徒の早期発見・早期対応をはじめ、きめ細かな支援を行うため、学校・家庭・関係機関が連携した地域ぐるみのサポートシステムを構築する。

  • 不登校支援ネットワークの充実
  • コーディネーターの配置
  • 不登校の状況分析や未然防止の調査研究

但馬やまびこの郷の運営

 不登校児童生徒が学校生活に復帰できるよう、豊かな自然の中で、自主及び自律の精神を養うとともに豊かな人間関係について理解を深めることができるよう支援する。

  • 宿泊体験活動(4泊5日以内)の実施
  • 地域やまびこ教室の開催
  • やまびこネットワークづくりの推進
  • ICTを活用した総合的な支援

関係機関との連携の強化

 不登校児童生徒の個々の状況に応じた支援を充実させるため、フリースクール等の民間施設との連携に取り組む。

  • 民間施設等と連携した相談会の開催
  • 「民間施設に関するガイドライン」の活用促進
  • 保護者等への周知

地域における不登校児童生徒・保護者等への支援

ひきこもり総合支援センター等における不登校児童生徒や保護者を支援する組織や取組等の発信を実施する。




ひょうご不登校対策推進協議会

 不登校児童生徒数は各校で実情に応じた取組が進められていますが、依然、増加が続いています。
そこで、県、市町、関係機関、学校等が全県で一丸となり取り組むことが必要となってきます。
そのため、教育や福祉等の関係機関、地域住民や保護者等の関係者が参画し、不登校児童生徒の現状の共有や可能な支援等の検討、今後の方向性を協議するひょうご不登校対策推進協議会を開催します。

令和6年度第2回ひょうご不登校対策推進協議会

令和6年度第1回ひょうご不登校対策推進協議会