県立大学工学部と教育・研究にかかる高大連携協定を締結

兵庫県立大学工学部と教育・研究にかかる高大連携協定を締結しました

7月29日(月)、兵庫県立大学姫路工学キャンパスにおいて、本校と兵庫県立大学工学部との間で、教育・研究にかかる高大連携協定締結式が行われました。県立大学工学部の藤澤浩訓工学研究科長兼工学部長と、小野高校の小倉裕史校長とのあいだで、連携協力に関する協定書にお互いがサインを交わして、それぞれ1部ずつ持つこととなりました。本校からは、校長に加えて、沖谷晃一郎教頭先生と、理科主任の森大介先生が参加しました。

本校にとっては、①リケジョの育成、②課題研究支援・部活動支援(物理部と化学部)、③「工学部を知ろう」キャンペーンの実施、④「すごいぞ日本のものづくり」キャンペーンの実施などで、県立大学工学部から支援を頂く予定です。女子生徒の理系への興味付けや、工学部とは何を学ぶのかをもっと多くの生徒に知ってもらいたいと思っています。これまでのSSH運営指導委員としての協力に加えて、県立大学工学部の教員や大学院生などに、本校に来て頂いて指導助言を頂く機会も増えるかと思います。

早速、8月11日(日)の県立大学工学部のオープンキャンパスの機会に、小野高リケジョ支援プログラム「工学部を知ろうツアー ~幅広い工学の世界~」を実施することとなり、本校からは1年生16人、2年生16人(男子15人、女子17人)の計32人が学校から中型バスを借りて参加します。本校の卒業生である大学院2回生(化学工学専攻)の八木亮成さんと学部4回生(機械・材料工学科)の中野尚太さんの2人から説明を頂く「卒業生が語る工学の世界」の行事を企画しています。

県立大学工学部は、施設も新築されて明るく綺麗な素晴らしい研究環境となり、兵庫県下では一流企業への就職も大変良い状況で、女子生徒も化学系を中心に多くが学んでいる状況を知りました。県立大学工学部との連携の取組を通して、工学部についての理解と、女子生徒にとっても工学部が選択肢の1つになれば、将来の就職の幅が広がるかと思います。将来的には、本校から県立大学工学部への指定校推薦制度ができ、地元で活躍する理数系人材をはじめ進学者が増えて欲しいと思っています。

兵庫県立大学工学部のHPにも掲載 Microsoft PowerPoint – 00729小野高校連携協定締結式HP略 (1) (u-hyogo.ac.jp)