科学探究科が「理数セミナー」や「探究デー」を実施して実験や探究を体験

科学探究科が3週連続で「理数セミナー」や「探究デー」で探究を実施しています

7月9日(火)、科学探究科1年生が、「探究デー」として3時間目から6時間目までの4時間をDNAについて学んで、自分のDNAの抽出実験に取り組みました。

かずさDNA研究所の専門家からDNA研究とバイオテクノロジーについて講義を受けました。ゲノムDNA、DNAの構造、ゲノム配列、これまでにゲノム解析が行われた生物、遺伝子組み換え技術、ゲノム編集技術などについて詳しく説明を頂き、質問も熱心に行いました。DNAの塩基配列が京都大学の山中伸弥博士と99.9%一緒であるとか、チンパンジーとは99%同じであるなど、興味深い内容もたくさんありました。

その後、生徒達は口の中の細胞を採取して、自分のDNAを抽出する実験を行いました。「究極の個人情報や!」などと言う生徒もあり、大学の研究などで使用するマイクロピペットを使用して本格的な実験を行いました。各自のBYODの端末でまとめるなど熱心に取り組んでいました。

科学探究科は1年生から3年生まで、1学期期末テスト終了後に、「理数セミナー」や「探究デー」で、様々な実験や探究活動を3週連続で実施しています。科学探究科だからこそできる探究の授業をできるお得な学科だと思います。さらに様々な体験をして探究心を身につけて欲しいと思います。