ようやく日の出の時刻が早くなり、朝の明るさに少しずつ春の気配を感じられるようになりました。登校時間帯の空も、以前よりやわらかな光に包まれています。

二十四節気では「雨水」の頃を迎えています。本来であれば、雪や氷が解け、降る雨が大地を潤し始める時期です。しかし今年は、30年に一度ともいわれる記録的な少雨となっており、乾燥した日が続いています。自然のリズムの変化を、あらためて感じさせられる毎日です。
そのような中でも、本校のサスティナブルガーデンでは確かな季節の移ろいが見られます。バラの枝先には小さな芽がふくらみ始め、クリスマスローズにも萌芽(ほうが)のきざしが見えてきました。寒さの中で静かに力を蓄えてきた植物たちが、少しずつ春への準備を進めている様子がうかがえます。
3年生にとっては、学校生活もいよいよ締めくくりの時期となりました。これまでサスティナブルガーデンで重ねてきた学びや経験は、目には見えなくても確かな力として一人ひとりの中に根づいていることでしょう。春の芽吹きとともに、新しいステージへと踏み出す皆さんのこれからを心から応援しています。


