木枯らしが本校やこうべアグリパークの紅葉を吹き飛ばし、季節は一気に冬へと向かっています。この落ち葉は、花壇の花のマルチング材として活用します。昨年は冬季の厳しい冷え込みに悩まされたため、今年は落ち葉を土の表面に敷き詰めて地温の急激な変化を和らげ、夜間の冷え込みや大雪、冷たい風から植物を守る効果を期待しています。

社会では「忠臣蔵」の学習も進めていますが、行事や実習と重なり、みんながそろって授業を受けるのがなかなか難しい時期でもあります。さらに、昔の映像教材では出演する役者の顔の区別がつきにくいこともあり、生徒にとっては二重の苦労となっています。それでも、浅野内匠頭の切腹シーンに涙を流したり、吉良上野介の非道なふるまいに怒りを見せたりする姿が見られ、物語のエピソードをしっかり味わえているようです。物語はいよいよクライマックスへと向かい、12月14日の討ち入りを控えています。寒さが深まる季節とともに、生徒たちの学びも佳境に入っていきます。

