夏至(げし)の頃(3年 社会教養)

一年で最も昼が長いこの日でさえ、日当たりの悪いこの花壇は、午前10時にはもう日陰になってしまいます。もう少し長く陽の光が届けば…と思うものの、場所を移すこともできず、あらためて太陽の光のありがたさを実感しています。

虫たちも活動を始め、バラゾウムシやエカキムシ、オトシブミなど、害虫による被害が目に見えてきました。できるだけ殺虫剤や殺菌剤は使いたくないため、木酢液や納豆と乳酸菌、粗製糖、豆乳を混ぜて作った「納豆菌水」を散布し、少しでも被害を抑えたいと考えています。

また、前回播いた切り花用の種も、早くも発芽し始めています。しかし、その幼い苗がすでに虫にかじられている様子も見られ、早急な対策の必要性を感じています。木酢液や納豆菌水が、どれほど効果を発揮してくれるか、期待と少しの不安を抱きながら見守っています。