1月31日(火)神戸親和女子大学の武富博文先生をスーパーバイザーとしてお招きし、令和4年度研究報告会を行いました。本年度の研究テーマ(3年次)は「主体的に授業に参加し、ねらいに向かう力の育成〜指導と評価の一体化②〜」
研究日の「話し合い活動」の動画検証記録および学校適応感(アセス)の結果から、成果と課題について報告を行いました。
武富先生からは、取組記録を基に、生徒の成長や変化、今後に活かせる共通理解事項について丁寧に整理して頂き、研究活動を継続していることの効果を示して下さいました。また、学習活動を通じて「様々な自分」を振り返ることは、自己理解の深化の重要な機会であることを再認識する機会となりました。
報告会の事後アンケートより
「生徒の自己理解と適応感尺度とを踏まえて考えることをして、様々な角度から生徒のことを考える機会となった。シックスハットや思考決定マトリックスなどのツールを知ることもできたので、今後に活かしたい。」
「ツールの活用等でまだまだ未熟な話スキルの幅・視点を広げられるように、教師がしっかり準備し、話し合い活動・授業に取り入れたい。」
「話し合い活動が社会性の向上につながっている生徒が多いことが分かった。」
「話し合い活動の積み上げを可視化してもらえ、生徒の成長を改めて理解することができた。他の場面にも広がり、今後の人生の強みとして活かしていってほしいと思う。」
今年度の成果やご示唆頂いたことを活かし、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、継続発展させていきたいと思います。