12月16日(木)に、県立伊川谷北高校の生徒6名、西脇市で綿花栽培をされている365cottonの2名に本校に来ていただき、農園芸の授業で交流および共同学習を行いました。4月から園芸で取り組んできた綿花栽培の収穫時期に合わせて、3者が集まり、授業を通して、目的を共有し活動を共にする中で相互理解を深めることができました。
最初に自己紹介、ペアリングを行って、農園芸ベースに移動し、西神戸の生徒が綿づくりについての取り組みをまとめたものを発表しました。その後、綿畑に移動し、ペアの生徒と真っ白に開いた綿を探しながら収穫。フワフワで真っ白な綿の触り心地や、見た目の可愛さは格別で、自然と生徒たちは初対面の緊張がほぐれ、コミュニケーションをとりながら収穫を楽しみました。
その後農園芸ベースに戻って、綿と種を別ける綿繰り体験と365cottonさんが用意していただいた糸車を使っての糸つむぎ体験を全員が経験することができました。本校生徒たちは自分たちの学びの経験を、自信を持って、伊川谷北高校の生徒の皆さんに伝え発信することができ、活動を通して共有感を持つことができ充実した取組となりました。
今回収穫した綿を含め、本校の綿は365cottonさんに提供し、糸や布に加工されていきます。ひと・もの・ことが繋がる取組を通して、ものが作られていく価値や意味を生徒たちに少しでも感じ学んでいってほしいと思います。