今年度の青空市場(県立特別支援学校高等部作品販売会)が11月3日(火)文化の日に、神戸市しあわせの村で開催されました。県下の県立特別支援学校7校の高等部がそれぞれの作業学習で制作した作品や製品を持ちより、今年度も盛大な会になりました。各校とも、フェイスシールド+マスク着用や手袋等の使用により直接製品やお金に触れないようにする等の新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に行った実施となり、例年とは違った「新しい日常」での販売活動を行いました。
西神戸高等特別支援学校からは、2年生「ものづくり販売コース」の生徒と2年生「福祉サービスコース」の生徒が参加し、学校で磨いた技術を発揮できるよう取り組みました。「ものづくり販売コース」は、自家製の焼き菓子、手作りブレスレット、ぶどうジュース(ボトル:赤/白)を販売し、「福祉サービスコース」は、ホットコーヒー、赤/白ぶどうジュース(カップ売り)、りんごジュースの提供を行いました。開店早々、多くのお客様にお越しいただき、自分たちの作った焼き菓子が売れ、ホットコーヒーやカップジュースを求める長蛇の列を目にして、生徒たちの動きに熱が加わりました。学校で練習してきた接客や「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」等の挨拶も心を込めて行うことができ、練習と実践のつながりを体験でき、とても有意義な活動を行うことができました。
家族や、地域の友達、また学校の友人達がお客様として来店してくれて、やりがいも一層高まりました。接客の様子は、一歩又成長したように感じられました。
今年度は新型コロナウイルスの猛威のために、例年参加していたイベントがいくつか中止や延期になる中、青空市場が実施され、授業で学んだこと、磨いた技術、練習した内容等を発揮できたことが何よりの経験となり、行事以降の授業も一層充実させていくことができました。ご来場いただきました多数の皆様のご来店やお声がけが生徒たちの励ましとなりました。ありがとうございました。