囲碁将棋部 全国大会報告
2年5組北野圭亮
全国高等学校囲碁選手権大会(東京都 日本棋院)
7月22日(月)~24日(水)
個人戦 1日目(7月23日)
6人ずつ、16グループに分かれて1次リーグが行われました。北野さんは、3勝0敗で1次リーグを突破し、ベスト16に入りました。
この日、決勝トーナメント1回戦も行われました。
東京都代表の1年生と対戦しましたが、残念ながら敗れて、初めての全国大会はベスト16で終えることになりました。応援ありがとうございました。
全国高等学校総合文化祭囲碁部門(岐阜県 飛騨・世界生活文化センター)
8月4日(日)~5日(月)
団体戦 1日目(8月4日)
団体戦は各都道府県の代表3名ずつ(主将・副将・三将)で行われます。北野さんは兵庫県チームの主将として大会に臨みました。団体戦は、3名のうち2名以上が勝てばチームの勝利となり、スイス方式で6回戦を行い、その勝敗で順位を決定します。1日目は4回戦まで行います。
1回戦はいきなり優勝候補の東京都と対戦しました。北野さんは惜しくも敗れましたがチームの2名が勝利し、幸先の良いスタートを切りました。続く2回戦は、強豪秋田県と対戦です。甲南高校3年男子の副将が、女子高校日本一の相手の副将に敗れましたが、北野さんと神戸高校2年女子の三将がしっかり勝利をおさめ、2連勝を飾りました。続く3回戦は山梨県と対戦し、危なげなく3名とも勝利し3連勝となりました。1日目最終の4回戦は、埼玉県と対戦です。ここも北野さんは相手の主将に惜敗しましたが、残りの2名が勝利し、見事4連勝で初日を終えました。初日を4連勝で終えたチームは、兵庫県、鹿児島県、熊本県の3つのみで2日目はこの3チームを中心に優勝争いを展開することになります。
団体戦 2日目(8月5日)
2日目は、5回戦と6回戦を行います。5回戦は、鹿児島県と4戦全勝同士の対戦となりました。北野さんをはじめ、3名とも力を出し切り、3勝0敗で5連勝を飾り、弾みを付けて最終の6回戦に臨むことになりました。6回戦は、熊本県との対戦です。副将が敗れてしまい、冷や冷やしましたが北野さんと三将の2名が見事勝ち切り、無傷の6連勝(6勝0敗は兵庫県のみ)となり、文句なしで全国優勝を果たしました。兵庫県の優勝は、28年ぶり3回目とのことです。
表彰式では、文部科学大臣杯の大きな優勝カップと賞状を北野さんが受け取り、他にも楯やメダル、賞状を3名がそれぞれ受け取りました。
岐阜県までの移動は、特急ひだで約4時間と大変でしたが大きな土産を持って帰ることが出来てその疲れも吹き飛びました。甲南高校、神戸高校の同じチームで戦った仲間をはじめ、団長として兵庫県チームをまとめてくださった灘高校の内田先生に感謝申し上げます。また、壮行会をはじめ、力強い応援をしてくださった西宮南高校の職員、生徒のみなさんにこのような報告をすることができたことを大変うれしく思っています。ありがとうございました。
最後に北野さんの感想文です。
「全国高等学校囲碁選手権大会では、ベスト16という結果になりました。入賞することが目標だったので悔しかったです。もし、次の全国大会に出ることができれば、入賞できるように頑張りたいです。全国高等学校総合文化祭囲碁部門では、甲南高校と神戸高校の人と三人で助け合い、優勝することができました。全国の高校生と対局し、交流ができて楽しかったです。2つの大会で団体戦は優勝できましたが個人戦は残念な結果だったので、これからも練習を頑張っていきます。応援ありがとうございました。」