マイスター・
ハイスクール

マイスター・
ハイスクールってなに?

地域における産業界等と専門高校の連携体制構築を通した産業人材育成のための教育充実を目指す取組です。
兵庫県では、「カーボンニュートラルへの挑戦!~蓄電池業界を牽引するゲームチェンジャーの育成~」をテーマに脱炭素社会の実現に向けて蓄電池(バッテリー)に注目し、企業・大学・高校と連携しながら、「モノ」と「学び」を関連づけて新しい価値を創出しています。

産業界が専門高校に求める役割や生徒への期待も変化しています。特に、地域産業への就職率が高い専門高校においては、その人材育成が直接的に地域産業の発展に寄与し、地域活性化の役割も担っています。
本事業は、産官学が一体となって、これから求められる人材像やビジョンを描いてカリキュラムを開発していきます。
産業界で活躍できる人材を育成する仕組みの構築を目的としています。

どんな探究活動をしているの?

令和7年度は、姫路工業高等学校にあるビオトープを小さな地球ととらえ、地球規模での環境問題を身近な問題として捉えた環境と工業の共創に向けた学習の実践をしています。
工業化学科が化学分析を行い、デザイン科が造形・装飾等を施し、電子機械科がセンサーから最適な環境をリアルタイムで分析する仕組みを検討しています。また、ソーラー蓄電システムを機械科・電気科・溶接科が共同して製作し、持続可能なエネルギーを用いたカーボンニュートラル環境の構築を目指します。

case.01

産業実務家教員による授業(実習)及び技術研修

産業界の最先端の技術・知識等を指定
校において指導する役割を担う「産業実務家教員」による、授業や技術研修を実施します。
産業技術総合研究所(AIST)関西センターで小型蓄電池製造実習に取り組みました。

case.02

事業成果発表

1年間の成果を発表する成果発表会で、これまで各専門分野で取り組んできた学習の成果を発表します。
アクリエひめじにて、拠点校(姫路工業高校)と連携校(洲本実業高校)が、1年間取り組んだ成果について発表しました。
また、運営委員長の森島様からは、『電池的な何か、あと開発の仕事とか』と題して、ロードスターアンバサダーの山本様からは『あなたの夢は何ですか~ 4代目ロードスターの「夢」と「共創」の取り組み~』と題して講演をいただきました。

兵庫県内でMHSに
取り組んでいる学校

現在、兵庫県では下記の学校がMHSに取り組んでいます。詳しい取り組み内容は各学校のホームページをご覧ください。

マイスター・ハイスクールの
活動最新レポート

兵庫県内の学生によるマイスター・ハイスクールの探究活動を紹介しています。活動に興味のある学生・教職員の方は各レポートのページのお問い合わせ先までご連絡ください。