2月9日(水)人権教育講演会

1部は1限、2部は7限、3部11限に人権教育講演会を実施しました。「ともに生きる社会をめざして~隣にいる外国人からのメッセージ~」という演題で、講師は方政雄(パンジョンウン)氏です。方政雄先生は元兵庫県の高等学校の教員であり、本校教員の方先生の叔父にあたる方です。

方政雄先生は在日韓国人2世の方でご自身の経験をもとに、差別や課題、多文化共生について話をしてくださいました。

日本に住んでいる外国人は約280万人であり、日本にいる40人に1人が外国人である計算になります。たくさんの外国人の方と共に生活していく中で、異文化理解について大事なことが2つあると言われました。1つ目は世界には様々な文化があるが、自分の文化が一番良いと思いがちであることを自覚すること。2つ目は文化というものは異質なものが合わさって新しい概念が生まれ、新しい概念が生まれることが発展につながるという発想を持ってみることです。自分とは異なる文化を持つ方の話を聞き、交流することが自らの文化の発展につながると言えます。

また、講演ではご自身の作品集である「白い木槿(むくげ)」を紹介され、本校図書館にも寄贈していただきましたので、ぜひご覧ください。

最後に代表の生徒がお礼の言葉を述べ、感謝の気持ちを伝えました。方政雄先生、貴重なお話をありがとうございました。

 

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