北高 校長室から 156 花で満たされた北高に
本日先ほど、「登校日」に関する追加のお知らせも載せたので、お見逃しなく。
生徒が消えてしまった北高ですが、先生たちは、学校が再開したときの準備もしています。
まずは、校門を入ったところにズラリと並ぶチューリップ群
今月初めに咲き始めたこれらのチューリップも、花びらが落ち始めています。
上の最後の写真のように、桜はもうすっかり花が散りました。
これらのチューリップは、昨年9月、PTAの皆様が球根を植えてくださったものです。
その時の作業の様子は、北高ブログのこちらのページをご覧ください。
次に、校門から校舎の方に足を進めると、左側にプランターが見えてきます。
これら4つのプランターは、昨日から今日にかけて、ここに置かれました。
朝、登校してくる北高生たちが必ず目にするであろう場所です。
プランターは、目下全部で12個ありますが、O先生を中心に、K先生やM先生などが自ら進んで作業をしてくれたものです。
花は、全て手作業で植えられたものです。
普段生徒たちが通るところを「花の街道」?にしよう、北高を花で満たそうとの作戦です。
もちろん、少しお金もかかるのではありますが、今回はその第一弾です。
メインは、下の写真のところです。
A棟とグラウンドに挟まれた通路です。
4脚のベンチを離して置き直し、その間にプランターを2個ずつ配置しました。
昼休みなどに生徒がよく使うベンチは、ここではなく、食堂前のように思いますが、ここは休日に、保護者の方などが部活動を見学されるのによく使っていただいていると思います。
いずれにしても、こうしてどんどん花を増やし、北高を花で満たしたいと思います。
校地内に多くの美しい花々があれば、そこにいる人々(生徒・教職員)にもよい影響を与えると信じています。
上は、ベンチの背後に生えている野生のタンポポです。
これだけでも心は癒やされます。
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長くなっていますが、今日はもう一件。
昨日のことですが、校内から「タイムカプセル」が出てきました(掘り出されました)。
4月16日のオオムラサキに関する投稿で、「ケージの隣で理科部顧問が畑づくりをしていた」と書きました。
屋外で一人でするので、今の時期には適した仕事ですね。
この顧問が、昨日同じ場所で作業中に「掘り当てた」ものです。
上の最初の写真で分かるように、14年前、31回生の3年4組が、卒業式の日に埋めたもののようです。
色々な物が入っていましたが、全体をビニール袋で囲っていたものの、ミッフィーのぬいぐるみをはじめ、内容物の多くが水浸しになってしまっていたことは残念でした。
見つけた教員たちは、すぐに卒業アルバムで調べ、当時担任であった西村和昭先生に電話したところ、お近くにお住まいのため、すぐに北高に来られました。
退職後、現在は、市内の県立高校で講師をされているとか。
大変懐かしがられ、内容物の殆どを持ち帰られました。
なんでも、(お互い近い所に住んでいるため)今でも当時の生徒たちによく会われるそうなので、見せたいと仰ってました。
ところで、この「タイムマシン」、「××年頃に掘り出す」などという計画は特になかったそうです…。
であれば、今回掘り出さなかったら、永遠に土中のまま朽ち果ててしまっていたかも知れず、たまたま見つかった方がよかったですね。
兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥