北高 校長室から 061 生徒会選挙

今日6時間目、生徒会選挙のための演説会がありました。

生徒会長以下7つの役職に計9名の立候補者があり、全員が支援者1名ずつとともに演説を行いました。

ということは、信任投票(立候補者が1名だけ)だけではなく、決戦投票(立候補者が複数)もあるわけです。
当然ながら、どの候補者も、自分の思いを自分なりの表現で語ります。

体育館での演説会が終わると、各教室に帰って、投票をします。
その結果は、本日中には判明します。

ところで、これらの写真をご覧になって、何か思われることはないでしょうか?
特に、教育関係者(同じ県立学校関係者)の皆さまはいかがでしょうか?

私は、体育館では普段、壇上から生徒たちに話すわけですが、その時にも同じことを感じます。
「下を向いている」生徒がほとんどいない、または、極めて少ないのです。

今日私が感心したのは、教員ではなくて生徒が話しているのに、なのです。
教員が話している時には下を向かずに聴いても、生徒が話していると、すぐに下を向いて聴こうともしない態度は、私はほかの高校で何度も目撃してきました。

しかし、ここ北高ではそうではない。
教員だけでなく、生徒が話しているときにも、ちゃんと顔を上げて聴いている。

本当にすばらしいことです。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥