北高生活 169 人権・国際理解教育講演会

本日は人権・国際理解教育講演会ということで、第1部では、以前にタイ研修に参加した46回生が、先月に姉妹校を再び現地を訪れた時の様子について発表をしてくれました。タイでは、姉妹校の生徒さんや先生方に大変な歓迎を受けたようです。北高生たちも、先輩の発表ということで、大変興味を持って聞いていました。

~生徒の感想~「実際にタイ研修を経験した方が話してくれたから、すごく分かりやすかったです。タイの人々は親日家が多いと聞いて嬉しかったです。今日は、詳しく教えて頂きありがとうございました。」「タイに行ってみたいけど、タイでの生活や、英語が上手ではなくてもやっていけるのかなど不安な事がありましたが、今回タイに行った経験のある先輩の話を聞くことができて、とても嬉しかったし、さらにタイへ行ってみたいと思いました。」

第2部では、本校の教員がウクライナについて説明をした後に、戦禍から逃れて来日されたウクライナのオデッサバレエ団のヴァレリアさんとアンナさんにバレエを披露して頂きました。バレエを初めて鑑賞した生徒が多かったようですが、会場にいる全員がその美しさに圧倒されました。

また、日本でバレエ活動を長らくされているIBCインターナショナルのユリアさんとバレリーナのお二人に北高生たちのウクライナや避難生活についての質問に一つずつ丁寧に答えて頂きました。

~生徒の感想~「バレエの滑らかに動く体や、軽やかにジャンプしている姿に圧倒されました。プロのバレリーナの方々のバレエにとても感動しました。今日の質問を通して、ウクライナのことについて色々と知ることが出来たので、よりウクライナを支援することが出来たらと強く思いました。」「体を鳥のように表現してステージで舞う姿に感動しました。質問では、ウクライナの人々の意見を聞く貴重な体験をすることが出来、とても有意義な時間でした。」「ウクライナの平和が少しでも早く戻るように祈っています!

北高で、このような心に響く講演と舞踊を行って頂いた皆さんに改めて御礼申し上げます。

生徒会も、舞台照明係や、質問係や、1人で数役をこなしてくれた人もいました。本当にいつもありがとう。

尚、明日の定期戦の際にも、ウクライナから避難されているオデッサバレエ団の方々の活動資金を支援するための募金活動を行います。一人でも多くの方にご協力して頂きますと、大変嬉しいです。

追記:募金で集まりました14,188円をオデッサバレエ団の皆様にお渡ししました。皆さまの温かいご協力、本当にありがとうざいました。

神戸 北子