北高生活 127 タイ姉妹校との国際交流 #9

6月30日(木)の放課後に、本校の姉妹校であるタイ王国のシーブンヤーノン校との今年度第1回目のオンライン交流を行いました。今年度もGoogle Meetを用いて交流を行い、本校の学力向上委員会(国際交流チーム)の生徒6名と姉妹校の生徒6名が参加しました。

シーブンヤーノン校側からは、今年度新たに参加するメンバーもいるということで、今年も互いの「学校紹介」から発表することにしました。まず、北高の生徒は、パワーポイントのスライドを用いて、北高の景観や授業の様子、生徒数、そしてマスコットキャラクターの「からとん」や「りかとん」について英語で紹介しました。また先日の文化祭で学力向上委員会が取り組んだ「クラトン」(タイの有名な祭りであるロイクラトン祭りで使用される灯籠)の展示についても話しました。

続いて、シーブンヤーノン校の発表では、生徒が製作した学校紹介の動画を視聴しました。まず、校長先生をはじめ諸先生方から北高へ向けての挨拶がありました。授業風景の紹介では、日本語のクラスについての紹介もあり、日本語の教室は「さくら」という名前が付けられているとのことです。お祭りの格好をした生徒も登場し、日本文化について好意的に紹介されており、是非直接授業にも参加してみたいと思える内容でした。日本語の他にも、中国語やフランス語の授業もあり、外国語教育を通した異文化理解に力をいれながらも、同時に自国タイの伝統的な踊りや武術を学ぶ授業もあり、自国文化を尊重されている様子には感銘を受けました。こちらの動画はこちらでも確認できますので、ぜひご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=x_8UQODgLdQ(YouTube)

その後、今年度の新しい試みとして、Google Meetのブレイクアウトルームという機能を用いました。これはmeet参加者を少人数グループに分けて、より親密に会話をするための機能です。今回は、2つのグループに分かれ、それぞれのルームで自己紹介を中心に、質問をしたり、それに答えるなど、簡単な会話をしました。グループの人数が少なくなると、それだけ一人ひとりの発話の機会が増えます。英語での質疑応答には苦戦していたようですが、あらかじめ準備していた自己紹介はスムーズにできたようです。昨年度からの課題である、相手からの質問を聞き取り、英語で返答するという点についてはまだまだ練習が必要だと感じました。

次回の交流は8月25日(木)です。「夏休み」をテーマに発表します。今年度はあと5回の交流を予定しています。興味のある人はぜひ学力向上委員会に来てください。

国際交流担当教員